ペルー国立自然保護区での2年間 (尾崎隊員は帰国しました。)

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尾崎 友紀
東京都

タイプ/職種
青年海外協力隊
環境教育
派遣国
中南米
ペルー イカ州 ピスコ市
一言メッセージ
ペルーは南米屈指の「生態系の宝庫」。環境教育活動を通して「自然」に思いやりをもてる人を増やしていきたい。

 

SERNANP(国立自然保護区管理事務局)

2015.07.18

ペルー

こんにちは。

今回は私の配属先である、Servicio Nacional de Areas Naturales Protegidas「国立自然保護区管理事務局」について紹介いたします。ちなみに、こちらでは正式名称の頭文字をとってSERNANP(セルナンプ)と呼んでいます。

SERNANPは、ペルー国内の国立自然保護区の管理及び生物多様性の保護を統括する機関であり、環境省の下部組織として2008年に設立されました。本部は首都リマ、国内各地に保護区を管理する地方事務所が設置されています。

2015年現在、76か所の国立自然保護区を管理しており、これは国土の約10%にあたります。

http://www.sernanp.gob.pe/sernanp/

Mapa de las Áreas Naturales Protegidas(más)より抜粋。

組織の職員は約1,000人。

本部で働くのは職員のおよそ2割。8割は地方事務所にて、

専門家や保護区のレンジャーとして働いています。

各地方事務所の仕事は、

保護区内の生態系のモニタリング調査や研究活動、地域住民への普及啓発活動や、観光客への対応などをしています。

冒頭でも述べたように、SERNANPは、

国内の国立自然保護区の管理及び生物多様性の保護を統括する機関です。

しかし私が思うに、

SERNANPとは「自然」と「人」との間を取り持つ機関だとも思っています。

すべての人類は、生きていくために酸素を体内に取り入れ、

水や食料を摂取しています。

これらのものは、すべて自然生態系からの恩恵であり、

この恩恵なしでは生きてはいけません。

しかし、今日、我々は経済活動のために、

好きなだけ木を切り、環境を汚し、生物の生活圏を乱しています。

経済活動と自然保全の両立を考えなければいけません。

その両立を考え、導いていくのがSERNANPの役割だと思っています。

私にできることは、

自然保護区の意義を、環境教育を通じて

地域住民や観光客に伝えていくことです。

地道に頑張っていきたいと思います。

おざき