2016/06/17 Fri
文化
サ・サ・サ・サルサ!<音楽>
こんにちは。
今回は、いままでずっと紹介したかった、ペルーの「音楽」について話したいと思います。
一般的に、ペルーの音楽といって思い浮かべるのは、フォルクローレでしょうか。
フォルクローレはアンデス音楽とも言い、南米の伝統的な民族音楽のことを意味します。
楽器はケーナやサンポーニャ等の管楽器がメインになります。
有名な楽曲としては、「コンドルは飛んでゆく」など。
しかし今回は、このような伝統音楽ではなく、
ペルー人が普段聞いている音楽を紹介していきたいと思います。
まず、いくつかの種類があるようです。
「サルサ」「クンビア」「メレンゲ」「レゲトン」
「ワイノ」「サヤ」「フェステホ」「マリネラ」etc…
ペルー発祥でないものもいくつかありますが、
私の友人含め、ペルー人はこのタイプの曲が大好きで、歌って踊ります。
大多数のペルー人は、踊るの大好きです。
母の日だね!おめでとう!みんなで踊りましょう!
え、誕生日!?踊らなきゃ!!
クリスマス?もちろん、踊るでしょう!
土曜日の夜?踊り明かそうぜ!
とりあえず、なにかと理由をつけて踊っています。
このような国民性の基礎には、
小学校で、ダンスの授業が組み込まれていること、
また、どのラジオ番組からも絶え間なく音楽が流れ続けていること。
小さい頃から、親にくっついて夜明けまで踊り明かしていること。
などが起因しているのではないでしょうか。
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さて、1年半過ごしていた中で、
私が好きになった曲をちょっと紹介します。
(時間のあるときにyoutubeなどで探してみてください。)
サルサ:”Ya te olvide”, “Procura”,
クンビア:”Me gusta todo de ti”,” Lejos de ti”,”Una cerveza”
メレンゲ:”La dueña del swing”,”Cuando el amor se daña”
その他:”Mi niña bonita”,” Nota de amor”,” Locos de amor.”,
基本的に歌詞は、「情熱的」です。
愛を伝えるラブソングや、失恋を歌う歌が多いという印象です。
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このような明るくて情熱的な国民性は、とても素敵だなと思います。
きっと帰国後も、ペルーで聞いた音楽は聞き続けることでしょう。
気分が落ち込んでいるときに、力を与えてくれるので。
音楽の力は、世界共通ですね。
残りの任期も、音楽とともに、乗り切りたいと思います。
おざき
―――ちなみに。―――
題名の「サ・サ・サ・サルサ!!」は
サルサの曲を「ちょうだい!!!」という意味の掛け声。
コンサートなどで、アーティストやDJに対して、そろそろサルサを踊りたいなどという意思表示として、使われます。
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