JICA海外協力隊の世界日記

ペルー国立自然保護区での2年間

サ・サ・サ・サルサ!<音楽>

こんにちは。

今回は、いままでずっと紹介したかった、ペルーの「音楽」について話したいと思います。

一般的に、ペルーの音楽といって思い浮かべるのは、フォルクローレでしょうか。

フォルクローレはアンデス音楽とも言い、南米の伝統的な民族音楽のことを意味します。

楽器はケーナやサンポーニャ等の管楽器がメインになります。

有名な楽曲としては、「コンドルは飛んでゆく」など。

しかし今回は、このような伝統音楽ではなく、

ペルー人が普段聞いている音楽を紹介していきたいと思います。

まず、いくつかの種類があるようです。

「サルサ」「クンビア」「メレンゲ」「レゲトン」

「ワイノ」「サヤ」「フェステホ」「マリネラ」etc…

ペルー発祥でないものもいくつかありますが、

私の友人含め、ペルー人はこのタイプの曲が大好きで、歌って踊ります。

大多数のペルー人は、踊るの大好きです。

母の日だね!おめでとう!みんなで踊りましょう!

え、誕生日!?踊らなきゃ!!

クリスマス?もちろん、踊るでしょう!

土曜日の夜?踊り明かそうぜ!

とりあえず、なにかと理由をつけて踊っています。

このような国民性の基礎には、

小学校で、ダンスの授業が組み込まれていること、

また、どのラジオ番組からも絶え間なく音楽が流れ続けていること。

小さい頃から、親にくっついて夜明けまで踊り明かしていること。

などが起因しているのではないでしょうか。

―――――――――――

さて、1年半過ごしていた中で、

私が好きになった曲をちょっと紹介します。

(時間のあるときにyoutubeなどで探してみてください。)

サルサ:”Ya te olvide”, “Procura”,

クンビア:”Me gusta todo de ti”,” Lejos de ti”,”Una cerveza”

メレンゲ:”La dueña del swing”,”Cuando el amor se daña”

その他:”Mi niña bonita”,” Nota de amor”,” Locos de amor.”,

基本的に歌詞は、「情熱的」です。

愛を伝えるラブソングや、失恋を歌う歌が多いという印象です。

――――――

このような明るくて情熱的な国民性は、とても素敵だなと思います。

きっと帰国後も、ペルーで聞いた音楽は聞き続けることでしょう。

気分が落ち込んでいるときに、力を与えてくれるので。

音楽の力は、世界共通ですね。

残りの任期も、音楽とともに、乗り切りたいと思います。

おざき

―――ちなみに。―――

題名の「サ・サ・サ・サルサ!!」は

サルサの曲を「ちょうだい!!!」という意味の掛け声。

コンサートなどで、アーティストやDJに対して、そろそろサルサを踊りたいなどという意思表示として、使われます。

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