JICA海外協力隊の世界日記

ペルー国立自然保護区での2年間

甘党国民

一つクイズです。

同僚がコーヒーを飲む際に、入れるお砂糖の量について。

(インスタントコーヒーの場合です。)


比率=コーヒーの粉:砂糖

①=1:0.5  ②=1:1  ③=1:3


どれくらいの比率だと思いますか?


個人的には1:0.5あたりが、ベストですね。


しかし、ペルー人の同僚の大半は、

スプーン1杯のコーヒー粉に対し、3~4杯もの砂糖を入れます。

(正解は③)

砂糖水コーヒー風味と命名した方が良いかもしれません。

ペルーでの生活も1年経ちました。

そのなかでいつも、「ペルー人は甘いものが好きだなあ」と感じます。


飲み物とお菓子は、たいてい甘いです。

炭酸飲料(インカコーラ)にはじまり、ワインなどのお酒類も甘いです。

また、「マンハール・ブランコ」という、牛乳と砂糖を煮詰めたクリームを使ったお菓子がペルーの沿岸地域では多くみられます。

私の同僚たちは、心なしかふくよかな人が多い気がします。


飲み物とお菓子の砂糖の使用量に加え、

間食が多いのも原因の一つではないのかな、と思います。


というのも、ペルーの道端ではよく移動販売を見かけます。

お菓子をこんもり積んだ屋台や、ウズラの卵、サボテンの実、

フルーツジュース、アイスクリームなどなど。

またバスなどに乗っていても、突如大量のスナック菓子を引っさげたおばさんが乗り込んできて、売り込んできます。


しかし、これらの移動販売で売られている飲食物のほとんどは、

1ソル~2ソルなどと、するっとお財布の紐が緩んでしまうような価格設定と、量になっています。


そうやって、またひとつ、またひとつと手が伸びてゆくんですね。


郷に入っては郷に従えなどという言葉もありますが、

体調管理だけは厳しくと自分に言い聞かせていきたいと思います。


おざき

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