2015/12/10 Thu
生活
甘党国民
一つクイズです。
同僚がコーヒーを飲む際に、入れるお砂糖の量について。
(インスタントコーヒーの場合です。)
比率=コーヒーの粉:砂糖
①=1:0.5 ②=1:1 ③=1:3
どれくらいの比率だと思いますか?
個人的には1:0.5あたりが、ベストですね。
しかし、ペルー人の同僚の大半は、
スプーン1杯のコーヒー粉に対し、3~4杯もの砂糖を入れます。
(正解は③)
砂糖水コーヒー風味と命名した方が良いかもしれません。
ペルーでの生活も1年経ちました。
そのなかでいつも、「ペルー人は甘いものが好きだなあ」と感じます。
飲み物とお菓子は、たいてい甘いです。
炭酸飲料(インカコーラ)にはじまり、ワインなどのお酒類も甘いです。
また、「マンハール・ブランコ」という、牛乳と砂糖を煮詰めたクリームを使ったお菓子がペルーの沿岸地域では多くみられます。
私の同僚たちは、心なしかふくよかな人が多い気がします。
飲み物とお菓子の砂糖の使用量に加え、
間食が多いのも原因の一つではないのかな、と思います。
というのも、ペルーの道端ではよく移動販売を見かけます。
お菓子をこんもり積んだ屋台や、ウズラの卵、サボテンの実、
フルーツジュース、アイスクリームなどなど。
またバスなどに乗っていても、突如大量のスナック菓子を引っさげたおばさんが乗り込んできて、売り込んできます。
しかし、これらの移動販売で売られている飲食物のほとんどは、
1ソル~2ソルなどと、するっとお財布の紐が緩んでしまうような価格設定と、量になっています。
そうやって、またひとつ、またひとつと手が伸びてゆくんですね。
郷に入っては郷に従えなどという言葉もありますが、
体調管理だけは厳しくと自分に言い聞かせていきたいと思います。
おざき
SHARE