JICA海外協力隊の世界日記

ペルー国立自然保護区での2年間

インカコーラ

私、ファンになりました。

そう、その名も「インカコーラ(INCA-KOLA)」。

ペルーを代表する炭酸飲料です。


黄色のコーラで、甘味が強く炭酸は控えめです。

しかし、あのコカ・コーラをおさえてペルー国内シェアNo.1の炭酸飲料であると言われています。


1935年、ペルーの首都リマ建設400年を祝してつくられ、今年で80周年を迎えるインカコーラ。それ以来、ずっと国を象徴する特別な飲料として、ペルーの人々に愛され続けています。

そもそも中南米では食事の際に炭酸飲料を飲む習慣があります。それらの料理に、甘い炭酸が合うのかどうかはさておき、みんな飲んでいます。レストランでも、コンビニでも、道路の広告でも、あちらこちらでインカコーラの存在を感じることができます。


私のペルー人の同僚は、炭酸飲料のボトルのふたを開けたまま放置したり、ボトルをよく振ったりしています。どうしてそんなことをするのか、と聞いたら、「炭酸が強すぎるから、炭酸を抜いているんだ」と言われました。より微炭酸かつ、より甘味を感じたいそうです。

きっと、甘みが少なく、炭酸などの刺激の強い飲食物は、ペルー人には、あまり受け入れられないのかもしれません。


また、このインカコーラ、なぜ黄色いのか。


ある一説によると、

ペルー「インカ帝国」が栄えた黄金文明と、インカの人々が崇めていた太陽を象徴する黄色にちなんで作られたと言われています。


最初は、色からして、「ちょっと無理!」みたいな第一印象を受けましたが、いまとなっては、そこにあるだけでほっとするような存在感です。


インカコーラが日本や他国で手に入るのは分かりませんが、

もし見かけたら、ぜひ試してみてください!


おざき

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