JICA海外協力隊の世界日記

O,Cameroon!-カメの村からカメ通信-

9.バミレケとボロロ

Bonjour!(こんにちは!)今回は私の任地バントゥムに住んでいる2つの民族についてご紹介します。表紙の写真は、乾季でカラカラに乾いた任地の様子です。

私の任地では、主に「バミレケ族」と「ボロロ族」という2つの民族が存在します。「バミレケ族」は、真面目でよく働き、人懐っこく、商売上手な民族です。そして顔はまるっこく体系はがっしりしています。

対して「ボロロ族」は、元は北方から来た遊牧民の民族で、同じく真面目でよく働きますが、シャイで見た目もスラッとしていて美男・美女が多いです。

「バミレケ族」と「ボロロ族」の人々は、カメルーンの公用語であるフランス語でお互いコミュニケーションは取れるものの、それぞれ、民族内で話される現地語も全く異なり、宗教も「バミレケ族」はキリスト教、「ボロロ族」はイスラム教を信仰しています。

しかし、学校では同じ教室で机を並べ、一緒にサッカーをしている姿も見かけます。首都ヤウンデから離れた小さな村であっても、話す言葉が違う2つの民族がそれぞれの文化を尊重し、共存している姿は、日本から来た私にとってはとても新鮮な光景です。

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