JICA海外協力隊の世界日記

まるはば☆morocco

KAIZEN0-KAIZENとはー

1月から5S-KAIZEN活動として、現場からのニーズがあったKAIZENの研修・ワークショップを保健センターのスタッフを対象に行っています。

その研修の内容と様子を、これから少しずつ紹介していきたいと思います。

まず、第1回目の研修内容

「KAIZENとは何でしょう??」

KAIZENとは日本語の「改善」のことですが、英語でもフランス語でもKAIZENという言葉がそのまま使われています。

KAIZENとは、5S-KAIZEN-TQMというサービスの質の向上のためのアプローチの一つになります。

5Sとは職場環境の改善に関する5つのキーワードの頭のイニシャルがSであることから名づけられたものです。つまり、

整理・整頓・清掃で綺麗で整った働きやすい環境を作り、清潔・しつけでその整った環境を維持し継続できるようにします。

この5つのそして、職場環境が整い基盤ができたら、KAIZENへ。

KAIZENは、3M(むだ・むり・むら)といったサービスや製品の質を低下させる問題を解決するため、働き方(業務)を換えることを目的にしています。

つまり、5Sが目に見える環境の改善だったのに対し、KAIZENは目に見えないシステムの部分の改善になります。

その後のTQM(Total Quality Management/包括的品質管理)に続くのですがこれは、また今度説明させてもらいたいと思います。

そして、このKAIZENというアプローチには7つのステップがあります。

ステップ1:KAIZENに取り組むテーマの選定

ステップ2:問題の現状把握

ステップ3:問題の要因解析

ステップ4:対策の立案

ステップ5:対策の実施

ステップ6:対策の効果の評価

ステップ7:効果のある対策の標準化

このステップにそって、手順を説明する研修と、実際に現場の全スタッフで話し合い・決定するためのワークショップを行っています。

今回は、概論ばかりで、少し難しくなってしまいましたが、次回からは実際のワークショップの内容の紹介をしていきたいと思います!

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