JICA海外協力隊の世界日記

蒙古大陸放浪記

モンゴルの旅・3

『モンゴルの旅・1,2』に続き、夏の旅行のようすをお伝えします。


ホンゴル砂丘

ゴビは乾燥した砂漠ステップなので、サラサラの砂丘が広がっているのは珍しいです。すごく急な斜面、足を踏み入れると砂が流れ落ちて、なかなか上に進めない。まるで空に向かって登っているような感覚でした。
キャンプに戻ってもシャワーがないのがわかっていながら、我慢できずに砂丘に突っ込む隊員たち…。楽しかった〜

天候が優れなかったり、タイヤが何度もパンクしたり、謎のお化け?!事件があったり、ゲルのあったかさを感じたり、みんなで天体観測をしたり…
楽しい思い出は書ききれませんね。

しかし、今回の旅行において、モンゴルの魅力をもうひとつ付け足すのであれば、『モンゴル遊牧民の心の広さ』でしょうか。

悪天候により、テント泊が不可能になったとき、現地遊牧民のお宅を訪ねたのですが、お茶やアイラグ(家畜の乳で作ったお酒)でのおもてなしはもちろん、空いているゲル(モンゴル伝統家屋)を貸してくれたり、“私たちは近くの親戚のゲルに行くから私たちのゲルを使って”と言ってくれたり。“困ったときはお互い様”のレベルが日本と違い過ぎて驚きつつも、安心して夜を過ごすことができ、感謝でいっぱいでした。

新たな一面を見ることができ、今まで以上に魅力が増したモンゴル2度目の夏となりました。

ガイドさん、運転手さん、一緒に旅をした隊員のみなさん、ありがとう。

最後の1枚は、ハラホリンでお世話になった遊牧民のゲル。
感謝感激。

それでは、

Баяртай. バヤルタイ。

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