JICA海外協力隊の世界日記

蒙古大陸放浪記

ようちえん

Сайн байна уу?(サイン バイノー)

こんにちは。

モンゴルの幼児教育隊員としてのわたしの活動内容は、県内にある幼稚園を巡回し、制作や音楽活動を通して、「遊びから学ぶ」保育を紹介する、というもの。

モンゴルの幼児教育現場は、今年(2014年)1月に、「お勉強」から「遊びから学ぶ」保育に移行しましたが、具体的な改善方法や指導があった訳ではないようで、先生主体の授業が行われていて、おもちゃで遊ぶ時間はあっても、先生がおもちゃを配り、子どもたちは机に座って遊ぶというスタイルがとられています。

自由に遊びを選択し、友だちと関わりながら遊ぶ大切さを伝えたい。そこで、先生に日本の保育室の写真を見せ、遊びのコーナーづくりを提案しました。

まずは、日本の保育室ではおなじみのままごとコーナーを作り、実際に遊ぶ中で、この遊びから、何を学ぶことができるのかを先生と考えていきたいと思っています。

加えて、モンゴルの子どもたちは、物を丁寧に扱わず、投げたり、噛んだり、踏んづけたりは当たり前で、一日に一体いくつのおもちゃが壊れているんだろう…と思うことがしばしば。

自分たちで作ったおもちゃであそぶことで、物を大切にするこころを養いたい。

そんな想いもあり、子どもたちと一緒に作ることに決めました。

今回は、年長クラス(45歳)の子どもたちと。

牛乳パックに裏紙を貼りつける。

どうやって巻こうかな?

友だちと協力する子どももいて、嬉しい光景でした。

子どもたちと一緒に組み立てた牛乳パックや空き箱に色塗り。

大きい筆やハケがないので、手でぺたぺた、べたべた。

みてー!こんなになったー!

さて、週明けは、実際に子どもたちとままごとコーナーであそびます!

その様子は、また。

Баяртай. (バヤルタイ) 

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