JICA海外協力隊の世界日記

蒙古大陸放浪記

これは何でしょう?

さて、これはなんだと思いますか?

初めてこれをかじる(しゃぶる)子どもを見たとき、
「え!?この子、石鹸食べてる!?」
と、衝撃を受けたことを忘れられません。

実はこれ、“アーロール”という食べ物です。
ヨーグルトを煮て、袋に入れて水分を抜き、形を整え、干して乾燥させます。

写真のアーロールは、味付けがされておらず、一番固い状態のもの。
他にも、砂糖入りのもの、柔らかいもの、乾燥させていない状態のもの、きれいに型抜きをしたものなど、いろいろなバリエーションがあります。

歯にまとわりつく感じが難点ではありますが、酸味と歯ごたえがあって、おいしいですよ。


モンゴルの乳製品は、日本では出会わないものがほとんど。
遊牧生活の中で生まれた保存食アーロール、機会があればぜひ味見してみてください。


ゲルの中での、アーロールづくりの一場面(ちなみに写真は夏です。)

では、Баяртай ( バヤルタイ ).

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