JICA海外協力隊の世界日記

ゆっくりのんびり、一歩ずつ

ワークショップへの参加

こんにちは。

これからは、これまで撮りためてきた写真と薄れる記憶を駆使して、記事を投稿していきます。

去る2月19日、私たち職員はビラセントラル病院(首都にある公立病院)を訪れていました。

3月にある障害者支援と訪問健診のアウトリーチに向けて、我々の勉強会に病院の方々が協力してくださいました。

今回のワークショップは、眼科

まずは、視覚障害のある方の疑似体験。

アイマスクではなく、ガーゼで目隠しでした。

そして、眼球の機能と構造の説明を受け、視力検査の方法の実践をしました。

同僚達も練習していました。(もちろん私も)

1つ分かったことは、同僚の皆さん、とっっっっても視力がよろしいこと。

だって、裸眼で最小の文字の向きまで、見えてますもの。

それからというもの、何か会議で資料を見ているときに

「小さい字見えないのよ(多分、読むのが面倒くさい)」という同僚の言葉に、

私は「あなたの目がとても良いこと知ってるよ!」と笑顔で返すようにしています(笑)

視力検査の方法等を身に付けた私たちでしたが、

最後に看護師さんたちは、

「判断できないことが多いと思うから、遠慮せずに、どんどん私たち病院に繋げてね。」

と言ってくださいました。

エファテ島内のたった1つの障害者支援団体として、同僚達は多くの人達を受け持っています。

今年の正職員は5名のみで、

1,000人以上の障害のある方を見るのは明らかに不可能であると感じていたから、

この看護師さん達の言葉は、とても有り難いと思いました。

そもそも、このワークショップの機会を作ってくださったのは、配属先で一緒に働いていた

先輩オーストラリアボランティアの方でした。(翌週には、耳鼻科編のワークショップも)

自分だけでは補えないものを他の人に頼ること、つなぎ目を作ることも

大切な仕事だと、学びました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます^^

次回は、3月9~13日で行われたアウトリーチについて紹介していきます。

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