2020/12/02 Wed
活動
障害者スポーツ Wilco Relay2019を通して
こんにちは。
今回は昨年参加した駅伝大会(Wilco Relay 2019)を中心に、バヌアツの障害者スポーツについて少し紹介します。
毎年7月に行われている地元企業主催のエファテ島内一周駅伝大会は、市民、外国人、海外ボランティアチームなどたくさんの方が参加し、島民も路上に出て応援する日になっているそうです。
私の職場でも、毎年、島内一周(136Km)とまではいきませんが、12組(1組2名)の障害のある走者で12Kmほどの距離を走っています。
2019年7月の大会では、私も伴走者として、1区(1Km)担当しました。
そもそもの発端は、前日に同僚から「スポーツの大会があるけど、手伝える?」と聞かれ、深く考えずに「もちろん!」と引き受けたことだったのですが、それがこの駅伝の伴走でした。
この写真は私たちが走り終えて、次の走者にたすきを渡した場面です。
今振り返ると
長らくスポーツとは縁の無い生活をしていた私にとって、とても素敵なシーンに立ち会わせてもらいました!!
とは言え、実はこちらは1区を走っている時の様子。
選手は颯爽と走っているのですが、伴走する私が遅れをとりはじめた場面です。
「ほんとにごめんなさい!」と思いながら、必死に走っていました。
後に、駅伝に出場された一部の選手は国外大会への出場経験があるアスリートであったと聞きました。
開いた口がふさがりませんでしたが、貴重な経験ができたと思っています。
この駅伝をきっかけに私自身、スポーツへの興味が湧きました。
その後も色々と話を聞いていくうちに、バヌアツではスポーツを通した障害者の社会参加にかなり力を入れていることが分かりました。
首都にある競技場では、年に数回、Sitting Volleyball(パラスポーツの一種)やTable Tennis (卓球)の講習会も開かれていました。
配属先にも終業後や週末にボート競技や砲丸投げなどに打ち込んでいる職員もおり、スポーツが生活に根付きつつあると感じました。
バヌアツ パラリンピック協会のHPもあるので、関心のある方はこちらから。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
※今回使用した写真はすべてFacebook Vanuatu Society for People with Disability から引用しております。
SHARE