JICA海外協力隊の世界日記

ゆっくりのんびり、一歩ずつ

バヌアツの食べ物

こんにちは。 今回はバヌアツの食べ物について紹介しますね。 まず写真を見て、「なんだこれは?」と思う人がほとんどだと思います。 こちらは、バヌアツのソウルフード、「ラップラップ」です。 今日、クラスから戻ると事務所で行われていたイベントの最終日ということで準備されていました。 表面はバナナの葉が何枚も重ねてあり、中にはその時々によって芋(今回はタロとヤマ芋)だったり、バナナだったり。トッピングはチキンや魚、まれにタコもあるらしいです! 味付けは、ココナッツミルクや単純に塩だけのものなどですが、具の組み合わせによっては、かなり種類が沢山ある気がします。 ラップラップはお祝い事などで、みんなで作って食べる料理です。 日本でいうと鍋をみんなで囲む感じでしょうか。 バヌアツの伝統料理は薄味で、わりと日本食の味に似ていると私は思います。

こちらは、首都最大級のマーケットです。 今の時期はトマト、スイカ、パパイヤ、レタス、キャベツ、ニワトリなど何でも揃っています。 値段もお店で買うより安く、何より新鮮です! でも真夏になると、とても品数が少なくなるらしいです。 マーケットで野菜や果物を売っている人のほとんどは、村や離島の自分の家で育てた物を持ってきて、月曜から土曜日までマーケットで連日過ごしているそうです。

最後の写真は、バヌアツの栄養教育で使われるポスターです。 5大栄養素をもとにして作られていると思いますが、主に「炭水化物」、「タンパク質」、「ビタミン・ミネラル」の3つで、現地の言葉で分かりやすく分類されています。 大洋州の多くにみられる傾向ですが、大人も子どもとお米や芋をたくさん食べる傾向があります。 また最近では輸入品であるスナックやジュースも簡単に買えるようになってきたことも、肥満や生活習慣病に関係しているそうです。 でも、私の周りの人たちは栄養についてもある程度知っており、私がお昼にフランスパン(1本で破格の60円)だけ食べていると、「野菜とお肉か卵、食べないと病気になっちゃうよ!私のトマト食べなさい!」と自分以外の食事にも色々と気にかけてくれます。 今回はこのあたりで。伝統的な料理についてはまだまだ沢山あるので、また紹介しますね。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。 次回は、7月と9月に行った障害のある子の栄養改善のワークショップについて紹介します。

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