2024/01/17 Wed
活動 生活
2024年スタート!
Zdravo!
気がつけばすでに2024年に入り、すでに2週間以上経ってしまいました。
昨年もご紹介したかと思いますが、ユリウス暦を使用しているセルビアではちょうど先週末(1/14)がセルビアの新年でした。そして、早いもので、私の残りの任期も1ヶ月をきり、色々と身の周りのものも気持ちも帰国準備を始めています。
さて、今年のセルビアの大晦日は- 5,6度ぐらいまで下がり寒かったのですが、今年は新しくズラティボルに12月に誕生したばかりの5つ星ホテル、Hotel Bor by Karismaのルーフトップレストランに足を運びました。Karisma Hotels and ResortsはMiamiを拠点にする外資企業ですが、セルビアには今回が初進出のようです。
今までにもズラティボルには5つ星ホテルとしては、Hotel TornikとHotel Zlatiborがありましたが、こちらで3つ目となりました。
ちなみに参考までにHotel Tornikは360度のレストランがあることでもしられ、また私はこちらのテラスからのMt.Tornikの絶景が好きで何度か通いました!
一方ズラティボルの中心地に位置する、Hotel Zlatibor。こちらも2-3年前に建ったばかりの新しいホテルで、1FにはNovi Sadにあることで知られるレストランKalem by Zak のMountain Conceptが入っています。2階に位置するラウンジカフェ・バーも素敵な空間で、イベントの日にはライブやガラディナーもあり、私も何度か足を運びました。
さて、ホテルBorに戻ります。
なんとも嬉しいことに、このホテルの最上階(8階)にテラス付きの日本・アジアンレストランが誕生したのです!
ズラティボルには以前、中華料理店が1軒あったというのは耳にしておりましたが、それが⒋−5年前になくなってしまい、1軒もアジア系レストランはありませんでした。(ちなみに近隣の大きめな都市Uziceにもなし)
セルビア人、特に地方在住者や年配の人は、食に関してかなりConservative(保守的)であり、特に男性はなかなか新しいものに挑戦したがらない傾向にあります。それもあってか、ズラティボルではやはりセルビア料理が大半で、あってもイタリアン、ギリシャ・トルコ系(スブラキ・ケバブ)のカジュアル店、トルティーヤサンドイッチ等。それ以外の選択肢はほとんどなかったのです。そんな中、アジア料理、しかもアレンジはされているものの、SUSHI(寿司)がメニューにあることも個人的にはとても驚き!でした。
レストランの名前もKUMO(雲)と日本名が付いています。こちらでは、寿司以外にもメニューに味噌汁や刺身、ドリンクには日本のウイスキーや梅酒などもあります。
訪問した日は特別大晦日マチネメニューだったので通常と少し異なるようですが、こんな感じ。
テラスからの眺めがまた最高でズラティボルの街並みを一望できる絶景です。ちょうど大晦日の最後の陽でピンク色に染まった美しい澄んだ空と真っ白い雪を被ったズラティボルを堪能できました。
ホテル内のレストランなのでそれなりにお値段もしますが、こうしてアジア系レストランが私がいる間に誕生してくれたのは本当に嬉しい限り。これを気に町の人も少し、日本含め、アジアに関心を持ってくれるといいな。
さて、ホテルの話をしたので、少しセルビアの宿泊施設事情について記載します。
セルビアには様々なカテゴリーの宿泊施設が存在します。当観光協会のサイトだけでも、以下のようなカテゴリー別で紹介しています。
Hoteli (ホテル。セルビアでも星で表記)
Konacista (通常はレストランのついていない宿泊のみ提供する宿泊施設)
Odmarilista (日本でいう保養所的施設。かつてユーゴスラビア時代に多くでき、スポーツコートや体育館、食堂などの施設が付いている宿泊施設)
Apartmanska Naselja (アパートメント宿泊施設が集まった集合施設のこと。リゾート地に多く見られ同ブランド名内にロッジなどが村のように集まっている場所を指す)
Smestaj sa ishranom (食事付き宿泊施設)
Privatni Smestaj (プライベート宿泊施設)
Pansioni(ペンション)
Kamp (キャンプ場)
Hosteli(ホステル)
アパートメントに関しては昨今Villaタイプのところやロッジ(山小屋)的な一軒家貸しなどもあります(特にリゾート地)。
ズラティボルは都市に次いでホテルの数もかなり多いですが、セルビア全土を通して、個人によるアパートメントレンタルを多く見かけます。家族での滞在も多く、また長期滞在者などもいる中で、広いスペースのキッチン付きの部屋などが人気です。
また、ズラティボルなどの観光地(リゾート地)のホテルでは、昨今Half board(朝食と昼食/夕食)やFull board(3食)のところも多く見られます。なかなか日本人には馴染みがないですよね。
ぜひ、セルビアのリゾート地を訪問する場合はぜひ参考にしてみてください!
Vidimo se!
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