2023/12/06 Wed
活動 観光
セルビア第2の都市Novi Sadの旅行博へ
Zdravo!
先週の11月30日〜12月2日までセルビア第2の都市、ノビサド(Novi Sad)にて旅行博があり、同僚と共に出張してきました。
ノビサド自体は、私は昨年から何度も行っていますがこちらできちんと紹介をしたことがなかったと思うため、簡単にご紹介を。
セルビアの首都ベオグラードから車で約1時間(電車SOKOで最速でノビベオグラードから25分)北上したところに位置し、立地的にはとても近いのですが、ノビサドはかつてオーストリア帝国に支配されていたエリアであり、現在でもオーストリア・ハンガリーの文化の影響が残る場所で “ヴォイヴォディナ自治州”とされています。街中の建築物などもベオグラードの社会主義的モダニズムの景観とも異なり、西欧州の雰囲気をより感じる街並みです。
多民族が生活する都市としても知られており、セルビアはセルビア正教が主ですが、カトリック教徒も存在し、またカトリック教会だけでなくモスクもあります。
また昨年はノビサドが欧州文化首都として選ばれ、様々な文化事業が行われ、注目を浴びました。
このエリアはまた、とても平坦な土地の特性もあり、農業に向き様々な農作物が獲れます。ワイナリーも多く、都心からも近いので、観光地としても足を運びやすいですし、フルシュカゴーラ(Fruska Gora)という国立公園も近く、多くの観光客で賑わう街です。
さて、話は旅行博に戻ります。
私にとっては今回が初のノビサドでのフェアへの出展でした。
この旅行博自体は、ベオグラードで毎年開催されているフェアの1/3程度の規模ではないかと思いますが、セルビア国内の各観光協会を中心に隣国の観光局、ワインや食品等の物販等のブースも見られました。
例年、当観光協会は、西セルビアの傘下のブース内で出展していましたが、今年度は初めてズラティボル単独ブースとして出展しました。今回はGold Gondolaをはじめ、ホテルやDino Parkなどのアトラクションなどステークホルダーも複数者入り、新しい形での展開となりました。
展示はBtoB(ビジネス向け)、BtoC(一般向け)、双方を含み、ビジネスとしては隣国の旅行会社との打ち合わせなども幾つか入り、今後の視察サポートや協力などに繋がればというところです。一般向けとしては、12月の年末年始からクリスマス(セルビアは1月7日!)にかけての宿泊案内やパッケージ等を一覧にしたリスト等も用意し、質問等に対応。多くの人がブースを訪問してくれました。
ズラティボルはすでに雪が積もる日も出てきており、そろそろスキーシーズンも開始されそうです。
あっという間に12月ですね。そういえば昨年はクリスマスにNovi Sadにいたので、カトリックのクリスマスマーケットに立ち寄りました。ショップが並び、ホットワインやちょっとした食品やお菓子などもあり、楽しかった思い出です。
残りの任期もあと2ヶ月ほどとなりましたが、真っ白な美しい山の景色もしっかり堪能したいと思います。
Vidimo se!
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