JICA海外協力隊の世界日記

わたしのセルビア時間

セルビアの年末年始

皆様、あけましておめでとうございます。 

セルビアでの初めての年末年始、そしてクリスマスを迎えました。

実は、セルビアでは約85%がセルビア正教徒であり、セルビア正教会のクリスマス(降誕祭)は1月7日でした。これはセルビア正教では旧暦のユリウス暦を使用しているから。そのため、カトリックのクリスマスである1225日やイヴは特にイベントは予定されていなく年越しをしてからのクリスマスとなります。

日本の常識でいうとなんだか不思議ですよね。(ちなみにセルビアの新年は1月14日)

一部北部の第2の都市、Novi Sad(ノビサド)などにおいてはカトリック教徒もいることから、12月もクリスマス祝いムードに。また、欧州の他の都市でも盛んなクリスマスマーケットもベオグラードやノビサドなどには登場します。

今年はちょうど12月24、25日にノビサドに行く用事があり、クリスマスマーケットにも足を運んでみました。

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(ノビサドのクリスマスマーケットの様子)

一方私が暮らすズラティボールでは、12月24日の週末にクリスマスツリーやイルミネーションが登場し、28日には近隣地域の子供達向けにクリスマスイベントを実施。観光局と市で企画していたため、私も同僚とともにお手伝い。素敵なイベントとなりました。

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イベントの様子はこちら!

https://www.youtube.com/watch?v=nBtZJgYGxJc&t=11s

例年この時期には雪ですが、今年はまだ山岳地帯のズラティボールでも数回降った程度。今年は欧州全域においても暖冬な様子です。(セルビアのクリスマスについてはまた別途ご紹介します!)

さて、年末年始。

職場は12月30日に半日で終了。職場のみんなと朝食(ブランチに近いですが)をいただき、お互いに年末の挨拶をして解散。年末の挨拶は日本と同じですね(仕事は1月4日から再開)

ズラティボールは観光地であるので、30日から一気に観光客が続々とやってきて、街中は夏の繁忙シーズンを凌ぐ多くの人の姿が。市や観光局としてもメインの広場で12月31日、1月1日にステージライブコンサートを実施し、花火の打ち上げもありました。

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(年末年始の様子)

ズラティボールはファミリー層だけでなく、若者や海外からの観光客にとっても人気の観光地で、今年は例年にも増して、100,000人の観光客がホリデーシーズンに滞在したと言われています。公共のキングズスクエアのイベントのみならず、各ホテルやレストランなどでも各々のイベントやライブ、ガラディナーなどが企画され、それぞれの過ごし方で年末年始の休暇を楽しんでいました。

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やはり欧州の年末カウントダウンは賑やか。花火や爆竹がいたるところで鳴り響き、寒さも吹き飛ばすほどの人の熱気!カウントダウンはズラティボールらしく、トランペットの演奏と盛大な花火が空に上がり、盛り上がりのピークに。

私はカウントダウンを終えて、寒さにちょっと耐えきれなくなり、自宅にもどりました。(雪は降っておらず、暖冬といえども夜はマイナスの世界…。ずっと広場にいると冷えるのです)

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さて、2023年の幕開け。今年もまた1年、セルビア生活頑張ります。

Srećna Nova godina (A Happy New Year) !

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