JICA海外協力隊の世界日記

わたしのセルビア時間

セルビアの小学校で日本文化紹介

Zdravo!

セルビアも日に日に暑さが増し、夏らしくなってきました!

さて、現在JICAボランティア隊員は私を含めて全部で7名派遣されているのですが、仲間の1人で首都ベオグラードから1時間ほど南下した郊外の町Ub(ウブ)に防災隊員として派遣されている宮田隊員の任地の小学校で、622日(木)に日本文化について紹介する機会をいただき、女子隊員4名(宮田、寺澤、松瀬、酒井)で行ってきました。

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セルビアの学校システムは8年・4年となっているため、日本でいう小中が一緒のような形ですが、当日は夏休み直前の時期で、年齢層も幅広い生徒さんが集まってくれました。

今回、私たち4名のほかにベオグラード大学(大学院)の日本語学科を卒業した3名のセルビア人も手伝ってくれ、7名でセルビア語と日本語(英語)で約2時間にわたってワークショプを行いました。

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内容は3部構成とし、最初に日本語について紹介。「こんにちは」「ありがとう」「わたしは_です」など簡単な挨拶などの日本語の単語と使い方を説明しました。子供達にとってはおそらく初めての日本語。全く異なる言語でひらがな表記もおそらく絵のように捉えられたと思いますが、みな、メモ紙に綺麗に文字を板書し、嬉しそうに声にだしているのがとても可愛らしかった!

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その後、セルビア語に訳し、ウブ版にアレンジされた「防災かるた」を使った、かるた大会を実施。防災についての知識を楽しみながら学べるもので、記憶にも残ったのではないでしょうか。先生方の反応もとても良かったです。任地(ウブ)用にカスタマイズされている点もきっと子供達にも馴染みがあり、関心を得たのではないかと思います。かるたは2グループに分けて実施したのですが、両グループともに白熱し、最後には全員総立ちの構えで実施! 非常に盛り上がりました。

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そして最後は、隊員が各グループに入り、「折り紙」のワークショップ。千代紙など日本の紙を使い、全員で鶴と飛行機を折りました。なかなか難しそうでしたが、1つ1つの工程を確認しながら楽しみながら折り、完成した時は本当に嬉しそうでした!

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首都以外の郊外の町では日本人を見かけることのないセルビアで、小さな日本文化紹介でしたが、こうやって現地の小学校を訪問し、子供達と直接触れ合う機会を持てたことは貴重な体験でした!(企画してくれた宮田隊員に感謝!)また、セルビア人3人の通訳サポートもあり、日本についてもセルビア語で丁寧に説明していただけました!

小さなきっかけですが、子供たちに日本について少しでも知ってもらい、興味を持ってもらえたら本当に嬉しいです。

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