2023/10/12 Thu
観光
ベオグラードの観光スポット①
Zdravo!
今回はセルビアの玄関でもある、首都・ベオグラードの観光についてご紹介したいと思います。
セルビアを訪問する上で欠かせないのが、この街。ベオグラードは旧ユーゴスラビア時代からも中心地として栄えた街で、多くの見所があります。
今回は外せない観光スポットとして、幾つかご紹介したいと思います。(今後、美術館・博物館に関しては別途セルビアのアートシーンとしてご紹介できたらと思うのでこちらでは割愛します)
聖サヴァ教会
東方正教系の教会としては世界最大の規模を誇る教会です。ネマニッチ王朝の創設者ステファン・ネマニャの息子である聖サヴァを祀っています。カトリックやプロテスタント系の教会とはまた異なる建築様式を持つ、正教会。中央の天井頭上に描かされたイエスやイコンの数々、黄金に輝く礼拝堂は必見です。
外観は西側には噴水があり、そちら側から写真を撮るのをお勧めします。運が良ければ、週末などには結婚式を行っていることもあり、セルビア式のお祝いシーンに遭遇することも!なお、地下礼拝堂もあるので、忘れずにこちらも訪問してみてください。
ベオグラード要塞とカルメグダン公園
ドナウ川とサヴァ川が合流する丘の上にある、カルメグダン(公園)。現在は18世紀以降に造られたものが残っていると言われていますが、古くは紀元前4世紀頃にはすでに要塞が造られていたと言われています。ベオグラード市民の憩いの場ともなっている公園で、公園内には時計塔や記念碑なども多数あります。公園ないには動物縁や博物館などもあり、週末には、公園内のチェス台を囲む男性たちの姿や、イベントなども数多く開かれています。
しかし何といっても、ここからの川沿いの風景が一番! 夕刻に訪れると、若いカップルの姿も見られ、ここからの夕日(季節による)が最高に美しいのです。
クネズミハイロヴァ通り
ベオグラードの中心とも言える大通り。多くの人が行き交い、洋服ブランドやレストラン、カフェ、本屋などが並びます。両サイドの建築物の多くは、1870年代に建てられたものであり、それらの特徴を生かしたショップやギャラリーなどもあります。
スカダルリア
ベオグラードの旧市街にある、今では観光スポットともなっている、スカダルリア地区。ボヘミアンな雰囲気のする、“ベオグラードのモンマルトル”とも称されるエリア。短いストリートですが、両サイドにレストランやカファナが立ち並び、夜になると賑やかさを増します。特に夏はテラス席が全て埋まるほどの人気(事前予約をお勧めします)。
私はこのエリアにあるホテルにたまに宿泊することも。また、お気に入りのアンティークショップやバーなども。フォトジェニックなエリアで、ぜひ一度は足を運んでみてほしいエリアです。
ホテル モスクワ
ベオグラードを代表する老舗ホテル(1908年開業)です。20世紀初頭に建設されたセセッション様式(ウィーン分離派)で、外観からもちょっとお城のような、厳かな存在感を感じる建物。こちらの1階にあるカフェの「モスクワ・シュニット」が有名で、サワーチェリーやナッツが入ったなかなか珍しいケーキです。レシピは秘密だそうでまさにここでしか食べられない逸品。日によっては、ピアノの生演奏を楽しみながら、優雅なティータイムを楽しめます。
ちなみにホテル モスクワの道路挟んで反対側には劇場もあり、これからの季節、ミュージカルや演劇などのシーズンが始まります。セルビアの冬は思っている以上に寒いのですが、冬ならではの楽しみがあるのも、1年のメリハリがあって面白いところ。ぜひ、観劇の前後に立ち寄ってみるのもよいのでは!
また次回第2弾では別のスポットをお届けしたいと思います!
Vidimo se!
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