JICA海外協力隊の世界日記

わたしのセルビア時間

セルビアの誕生日

Zdravo!

先週末にセルビアにきて2度目の誕生日を迎えました。

セルビアの誕生日の祝い方は少し日本と違うところがあり、せっかくなのでこの機会にご紹介できたらと思います。

日本ではバースデーガール&ボーイが主役で祝ってもらう日ですが、セルビアでは、誕生日の人がケーキやスイーツを買ったりし、皆に振る舞う習慣があります。

今年は週末でありベオグラードにいたため、そこまで大きくはやりませんでしたが、昨年の誕生日は、私もこの風習に倣い、職場のみんなにケーキとドリンクを買ってきて、皆で一緒にいただきました。

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誕生日で皆に祝ってもらう、という受け身ももちろん素敵な誕生日ですが、こうやって大人になってから、普段お世話になっている周りの人に感謝を示す日、という誕生日の形も素敵だな、と感じました!

ちなみにセルビア語で 「お誕生日おめでとう」は、Srećan rođendan(スレチャン・ロジェンダン)と言います。そして誕生日の歌も異なり、”Happy Birthday to you!” ではなく、“Danas nam je divan dan”(「今日は素敵な日」という意味) を歌います。

またセルビアでは両頬にキス3回とそのあとに、子供たちは「大きくなれよ〜」の意味を込めて両耳を上に引っ張ぱられます。

こういった誕生日のあり方一つとっても、お国柄が出ますね。

そして、日本では当たり前だと思っていることも、全然こちらではスタンダードではないのです。こういった異文化ならではの違いや体験をいくつになっても体験できるのは本当に貴重です。

ちなみに。セルビアでは誕生日以外にも、親族の結婚、子供の誕生、成人、卒業などの喜ばしい、いいことがあった日に、その人がみなさんにラキアなどのドリンクやスイーツ、ちょっとした何かを提供して、「幸せのお裾分け」をしています。

みんなで祝う習慣が根付いているからかもしれません。とても素敵な文化だと感じました。

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今年は早朝バスでベオグラードに上がったのですが、誕生日に素敵な朝焼けを見ることができました。

残りのセルビア生活も5ヶ月! 悔いのないように1日、1日を過ごせたらと思います。

Vidimo se!

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