2023/01/31 Tue
生活 観光
ついに冬到来! 銀世界へようこそ
Zdravo!
あっという間に今年に入り1ヶ月が過ぎました。
(写真左:Open Air Museum Sirogojno 右:Stopica Cave前)
任地のZlatiborは1月の後半からようやく冬らしくなってきました。
今年は暖冬であると前回書きましたが、12月に雪が降ったのは片手に数えられる程度。降ってもすぐに溶けてしまい積もらず、皆さすがに雪が降ることを待ち望んでいました。
ようやく2週間ほど前から雪が降り続き、銀世界が広がっています。
Zlatiborは標高1000mほどの山岳地であるので、首都のベオグラードよりも南ですが冬は寒く、-20度にもいくことも(セルビアはなぜか南にいくほど寒くなるという不思議なエリア)。現在の朝晩の気温は-5から-7度程度。とはいえ寒いです。
冬のZlatiborはスキーのデスティネーションとしても知られています。
セルビアでは中央南部のKopaonik(コパオニック)が中級〜上級者向けラグジュアリースキーリゾートとして、Stara Planina(スタラ プラニナ)は東部のスキー場として知られています。
ZlatiborはTornik山が1500m程度とそれほど高くないこともあり、子供連れの家族や初心者向けスキー場として人気です。子供向けスキー教室なども行っています。ようやく雪が降ってくれたので、スキー需要もこれから増えてくることでしょう。
(写真は昨年のスキー場の様子・写真提供:ズラティボール観光協会)
なお、子供達はプラスティック製の簡易の滑り遊具やソリで、町中至る所でヒューン!と爽快に滑って、あちらこちらから子供達の笑い声が聞こえます。大人は雪の中でQuadバイクでのアクティビティを楽しむ人も。
また小さいですがアイススケート場も設置され、町中でもウィンターアクティビティを楽しんでいます。
何よりも降りたての雪景色は本当に美しい。
松の木に降り積もる雪、道も真っ白のふかふか、もふもふの絨毯。
柔らかく、真新しい雪の上に足を踏み入れるのは、ここならではの体験です。
太陽が出て雪をかぶった木々に光が差し込むと、キラキラと輝き普段よりも空間が明るく感じるのもいい。
きっとこれが4月や5月まで続くと思うと、後半は春を待ち望むのでしょうが笑(雪の中の通勤は大変なので)。しばし、冬らしさ、そして雪を堪能できたらと思います。
この景色を見るためだけにでもぜひ、足を運んでいただきたいものです!
SHARE