2023/01/23 Mon
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Jablanica村の年末イベントへ
Ćao!
前回、セルビアの新年は1月14日ということをご紹介しましたが、Zlatiborの中心から約25kmのところにある、Jablanica(ヤブラニッツア)村の新年前日のイベントに13日の夜、行ってきました。
Jablanicaは小さな村で、地元の小学校には片手で数える程度しか生徒はいません。セルビアの田舎の村はやはり過疎化が進んでいるのは否めずここも例外ではないです。しかしそういった場所だからこそ、セルビアならではの昔ながらの村の光景が今でも残っている気がします。
Jablanicaは1838年に建てられた木の教会があることで知られています。
2008年からスタートしたこのセルビアの大晦日のイベントは、コロナで一度キャンセルとなりましたが、今年で15回目を迎えました。会場は小高い丘の上に建つ、この木の教会前広場。この日は村の人も、近隣の村やZlatiborエリアの家族も、そしてセルビアの他エリアからの観光客も集まり、共に祝いました。
イベントでは様々なプログラムがあるのですが、まず教会での儀式があり、クリスマスの際にも行ったバドニャック（Badnjak）というナラの木の枝を燃やす焚き火のようなことも行います。その他、地域の子供達へのお菓子を詰め合わせたパケチッチ（Paketić）と呼んでいるギフト贈呈があったり、パペットショー、伝統的な村の歌い手グループによる歌や笛の演奏、トランペット演奏でみんなで輪になってコロ（Kolo）という民族舞踊を踊ったり…。
食事やドリンクも提供してくれ、この地域を代表するズラクサ焼きのポットを使用した、温かいキャベツの煮込みとホットラキア（私は初挑戦！）を私もいただきました。
アットホームでなんともセルビアらしいお祝い。そして、何と言っても、灯のまったくない暗闇の中で輝く星の数に感激！
最後には漆黒の空に花火が打ち上がりました。
今年は暖冬ということもありますが、やはり気温はマイナス。
でも心温まるような、なんともいえない貴重な体験をさせていただきました！
これからも残していって欲しいイベントです。
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