2019/04/26 Fri
文化 生活
トンガ国内旅行記②


さてさて、前回までの国内旅行の苦労話はここまでにして、思い出を書きたいと思います。
・ババウは異国の地?!
(写真1 Mt. Talauという山の山頂からババウの海を眺めた写真)
個人的に、トンガはそれぞれの諸島に違った特色があるのが魅力だと思います。ババウはセイリングをする人たちにとっての憧れの海と言われることからか、欧米人も多く住んでおり、欧米人向けのカフェやバー、レストランがあります。
初めてババウに行った一昨年の12月末はとても感動しました。(任地エウアはレストランとかカフェ、バーなどは存在しないので)
今回はダイビングのライセンスをとるために行ったのですが、教えてくれたインストラクターもオーストラリア人だったり、行ったお店も欧米人ばかり集まっていたり、なんだかトンガにいるけど、トンガではないような、雰囲気を味わっていました。
そんな風土からなのか、外国人である私がトンガ語を話すと、とても喜ばれました。
あと、行ってみたかったババウの国立病院であるグー病院にも同期のおかげで連れていってもらえ、NCDクリニックにも見学に行くことができ、たまたまそこにいたNCDナースとも話すことができました。クリニック全体も広く、そしてなんといっても、患者さんが1日で40人も来るとのこと…!!!エウアのクリニックで40人も来たら大変なことになります・・・(普段15人前後の来院数なので。笑)病院全体も広くしっかりしていました。


・楽園
ミステリー作家の湊かなえさんは青年海外協力隊経験者でトンガの先輩隊員にあたり、トンガを舞台にした作品「絶唱」があります。日本にいた頃、購入したのですが、読む機会を逃しており、ハーパイが舞台であることを知っていたので、この機会に読もう!と思い、ハーパイに着いてから一気に読みました。
ネタバレになるので、詳細は避けますが、「楽園」を見つけにいけなかったのが残念ですが、「楽園」を見つけられなくても、ハーパイは何と言っても海がとても綺麗でした!!!!
今、隊員が派遣されていないのですが、今年から派遣される予定なので、その隊員たちがうらやましいほど…
町もとてもきれいな作りをしていて、食事処もいくつかあり、欧米人がやっている宿泊リゾートは食事がおいしいし、息抜きができる場所もあり、平らな島なので、自転車で端から端まで走ることもできそうだな~とか勝手に考えていました。
自転車で端から端まで行く時間がなく、病院を見に行けなかったのがこれもまた残念でしたが、とてものんびりでき、素敵な島に行けていい経験ができ、とても楽しかったです。
写真2 道のすぐそばにとても綺麗なビーチ!自転車で走り抜けてみたかったな~
写真3 島と島をつなぐ橋の両側にも綺麗な海!車の中からの撮影になってしまったのが残念…


SHARE