JICA海外協力隊の世界日記

ユメニカケル~日々是気付~

最近の生活

最近の生活といえば、悩まされていたのは断水です。

首都で行われたボランティア総会を終えて帰ってきたのが6/24、そこから約10日間断水が続きました。

同じ島の隊員から「月の1/3が断水しているってすごいですね」と言われ、月跨ぎだったので自分では気づきませんでしたが、言われてみれば納得。

元々、断水がよくある家なので、水を貯めておくのは必須です。蛇口が緩く、垂れてくる水をバケツで貯めていたり、雨の日に雨どいの下にバケツを置いておいたりして、生活用水を貯めておきます。

雨水タンクがあるので飲料水はそこから汲みます。

↑私の家の隣にある雨水タンク。ペットボトルに雨水を汲み使用しています。

10日間近くも断水が続くと何が困るかというと洗濯です。

私の家には洗濯機があるのですが、貴重な水なので洗濯機を回すほどの水の量を使えず、手洗いをしましたが、いつもの洗濯物の1/3の量でとても疲れてしまいました。同じ島の他の隊員は持っておらず、これを毎回続けているのか…と思うと、とても尊敬しましたし、洗濯機の有難さを感じました。

断水して10日目くらいだったでしょうか、活動先で同僚が「今日の水は綺麗ね」と突然言ってきました。

7月に入ってから3日間ほど、暴風雨に見舞われました。断水は継続していましたが、そのおかげで雨水を貯めることができ、断水にも耐えることができました。今回はサイクロンを思わせるような雨風で、濁流が海に流れ込み、海の見える部分が半分ほど茶色くなっているのがわかるほどでした

↑わかりづらいですが、緑の木を超えたところから海なのですが、濁流が流れ込んでしまい茶色くなってしまっています。

そんな状態だったので、断水が続いていたらしいのです。

同じ地区に住む同僚なのに、「2日前は断水していて、昨日の水はとても汚かったけど、断水はしてないよ」と言われました。

しかし家に帰っても断水でした。なぜ私の家だけ…と思いながらも仕方ないな~まあそのうち直るか。と思い過ごしていました。こちらにきてからすべてのことに対して、「そのうち直るよね。」と大らかになった気がします(笑)

そしてずっと首都に行っていた大家さんがついに戻ってきました。

断水がもう10日間くらい続いているんだけど…と話したら、ちょっと待っててといってどこかを直してくれました。

そしたらなんと、すぐに水が出始めました…!!!

とてもうれしかったし、蛇口から水が出る有難さを改めて感じました。いつも何気なく使っている水ですが、生活には欠かせないものです。いつでもあるものと思わず大切に使う気持ちを忘れずにいたいと思いました。

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