JICA海外協力隊の世界日記

マンゴーの樹の下で

★派遣1年、節目の活動★

ブラジルへ来て1年。

健康診断のための一時帰国前の仕事は、

教師養成講座夏季スクーリングと青年教師研修会

養成講座は新人教師を対象に開講され、

セオリーを学ぶ冬季講座と実技を学ぶ夏季講座があります。

今回は、3校から5名の先生が参加。

授業の流れや練習方法などの講義のあと、

教案を書いて模擬授業をします。

私は練習と会話の講義と、教案指導を担当。

模擬授業は、実際に日本語を勉強している方たちが対象なので、

どんな反応が返ってくるか予測できず、

みなさん緊張されていました。

どの先生も、知らなかった授業方法がたくさんあったようで、

これから生かしていきたいと前向きな感想を持たれていました。

研修会は、青年教師のための勉強会

センターの青年理事2人が企画担当。

コマを持つ別の先生たちと私も一緒に、

内容について何度も練り直し、シミュレーションも繰り返しました。

今年のテーマは「教科書を理解する」。

教科書の中身を把握した上で、

練習方法のアイデア紹介や副教材の作成などに取り組みました。

初めて参加される先生もいらっしゃいましたが、

和気あいあいとした雰囲気で、

お互いの意見を出し合っておられました。

次世代の教師育成は、北伯の大きな課題。

講座と研修会で学ばれたことを授業に反映していただけるよう、

これからも、できるかぎりのお手伝いをしていきたいです。

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