JICA海外協力隊の世界日記

マンゴーの樹の下で

日本ラチーノ学院

一時帰国中もブラジルの息吹

日本ラチーノ学院を訪問しました。

車やシートベルトの製造工場がたくさんある琵琶湖の東側。

日系ブラジル人はそこで働く大切な人材。

その子どもたちが学ぶのが東近江市にあるこの学校。

山に囲まれたとてものどかな所にあり、

通うのは約120人の生徒たち。

幼稚園から高校まであって、ブラジル教育省に認可されており、

あちらの教育システムに沿ったカリキュラムが組まれています。

サッカーが盛んで、獲得したトロフィーの数はご覧の通り。

プロ選手が生まれるのも近い将来かもしれません。

日本語のクラスは週1回。

正規のカリキュラムに含まれておらず、成績には関係しないため、

子どもたちの意欲を引き出すのに苦労している、

とおっしゃる谷村昭仁先生

テレビ番組を見たり、その内容を実際にやってみたり、

楽しく繰り広げられる授業にみんなしっかり取り組んでいました。

ブラジルへ帰って、

学校生活にスムーズに入っていけない帰国者は少なくありません。

子どもたちが笑顔いっぱいで過ごせる環境とは?

ブラジルで日本語教育に関わる者として、

考えさせられる日でした。

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