JICA海外協力隊の世界日記

マンゴーの樹の下で

★マカパ日本週間★

1月26〜28日に、

パラー州の北にあるアマパ州都マカパで、

日本週間が開催されました。

会場は、サカカミュージアム。

ベレンの領事事務所、民謡クラブ、太鼓グループ「鼓どん」

の方たちと一緒に私も参加しました。

25日にマカパ入りした民謡クラブの方は、

ブラジル人と日本人のご夫婦が経営されている学校を訪問。

子ども達に踊りを指導し、26日に一緒に披露。

27日からは、ベレン組がそれぞれ、

折り紙、太鼓、着付け(浴衣)、書道の、

デモンストレーションとワークショップを行いました。

マンガは地元の若者が担当

どれも好評で、来訪者数は予想以上でした。

私が担当した書道のワークショップでは、

基本点画を練習してから、

いくつかあるお手本から一つを選んで書いてもらいました。

心、夢、愛、力、友、森、花、河、月、光、祭、日本、平和の中で、

いちばん人気があったのは、力。

簡単だからチャレンジしやすいようです。

他に、友、光、心なども多くの人に選ばれましたが、

なかには、愛や夢のような難しい字に挑戦する人も。

書道ワークショップの参加者は2日間で50人を超え

ほとんどが10代後半から20代後半の若者。

日本のサブカルチャーに興味を持つ人たちは、

伝統文化にも関心があるようです

最終日は、終了してから飛行機の出発時刻まで、

隣町サンタナにある日系企業AMCELを見学

日本から来られた6名の駐在員を含め、

約600人が働いている会社。

日本製紙で製造される紙の原料を作っていて

苗を植えてからパルプにするまでの工程を説明していただきました。

43ヘクタールの広大な土地でいろいろな機械を使い、

1本の木が粉々にされる過程は、

見ていて面白かったです。

ブラジル人社員にとっては、充実した福利厚生だけでなく、

楽しく明るい日本人社員の方たちのお人柄も、

会社の魅力なのではないかと思いました。

ブラジル社会で、

AMCELのような日系企業の存在や、

日本週間のようなイベントを通じて、

日本を知ってもらうことで、

日本とブラジルの友好関係がより深まることを期待する

そんなマカパ出張でした。

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