JICA海外協力隊の世界日記

マンゴーの樹の下で

◆カーニバル◆

行ってきました「リオのカーニバル」

よかったです。楽しかったです。おもしろかったです。

活動とは直接関係ありませんが、

世界的に有名なイベントを目の前で見るというのは、

とてもよい経験になること。

2年目のカーニバル休暇は一生の思い出になりました。


そもそもカーニバルというのは、

四旬節(復活祭までの46日間)の前の謝肉祭のこと。

しばらく食の節制をするため、

その前に楽しくやろうと始まったことが、

華やかなパレードとなって根付くようになりました。

毎年、四旬節前の土曜日から火曜日に行われ、

Aチーム14組が最初の2日間、

その上のレベルのスペシャルチーム12組が

あとの2日間に出場。

以下B〜Eの約80組は路上でパレードをします。

スペシャルチームは、

1チームが2500〜4000人で構成され、

約700メートルの会場を1時間以上かけて練り歩きます。

審査項目は調和、進行・展開、衣装など9つに分かれていて、

各項目4人の審査員が9〜10点で採点、

それぞれ最低点を除いた合計270点満点で順位を決定。

スペシャルチームの最下位とAチームの1位は、

次の年に入れ替わることになっています。

結果はカーニバル後の水曜日に発表され、

その週の土曜日に、

上位6チームによるチャンピオンズパレードが行われます。

カーニバルの時期はリオの町全体が活気づき、

とてもにぎやかになりますが、

会場にやってくるのは地元の人より観光客のほうが多いそうです。

あちらこちらからいろいろな言語が聞こえ、

世界中からたくさんの人が来ていることがわかりました。

でも、会場全体に響く音楽に乗ってしまえば、

言葉の違いも肌の色の違いもなし。

ステップを踏み体を揺らせば、だれもが自然と笑顔になれます。

コミュニケーションのツール、

みんなの共通語、

それがサンバのリズムでした。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ