JICA海外協力隊の世界日記

マンゴーの樹の下で

★3ない活動★︎︎︎

4月になりました。

日本では新年度の始まり。

私も気持ちを新たにこれからの活動に取り組むために、

今回のブログでは、活動する上で大切にしていることを

書きたいと思います。

日本語教師シニアボランティアは、

現地の先生に授業がより良くなるためのアドバイスをしたり、

教師研修会や教師養成講座などで講義をしたりすることを、

主な活動としています。

経験を活かしながら現地に合わせた対応をする、

その両方のバランスの良さが求められます。

そういう活動で私がいつも心掛けていることは「3ない活動」。

固持しない。

見逃さない。

諦めない。

① 固持しない。

これまでの自分の経験は、これまでの場所で積んできたもの。

今、任地でそのまま使えるわけではありません。

自分のやり方、考え方を固持せず、

現況を受け入れた上で、他のやり方も紹介してみます。

向かい合って教えるのではなく、横に並んで一緒に歩む、

そんなふうに接していきたいです。

② 見逃さない。

大きな前進、飛躍的な伸びを短期間で望むのは難しいものです。

でも、一生懸命やっていれば後退することはないはず。

なぜなら、何かしら少しずつ好転しているからです。

大切なのはそれを見逃さないこと。

いつもアンテナを張り、少しの変化に気づき、拾い、伝える、

それが相手のモチベーションにつながり、

周囲の環境全体が良い方向に向かうのだと思います。

③ 諦めない。

後退はしないとは言え、

あまりにも時間がかかるとやっぱり滅入ってしまいます。

でも、諦めてはいけません。

期待しているような結果がすぐに出なくても、

少しでも好転していることに喜びを感じることができる、

そんな気持ちの余裕をいつも持っていたいです。

小さな一歩が大きな前進の最初のステップなのですから。

いつもこのように活動できたらいいのですが、

つい忘れそうになるときもあります。

こうして書かせていただくことで、

自分自身に言い聞かせることができます。

良い機会を与えていただき、ありがとうございます。

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