JICA海外協力隊の世界日記

マンゴーの樹の下で

★ポルトヴェーリョ日系クラブ★

去年の5月に行って以来、1年ぶりの再会となった、

ポルトヴェーリョ日系クラブ

ブラジル北西部ロンドニア州の州都ポルトヴェーリョ。

日本語学校がスタートしたのは2001年。

創設者である田辺俊介さんは1954年に6歳で移住された1世。

最近は若い先生方に学校運営を任せておられますが、

訪問するといつも、

「日本を好きになってくれる人を増やしたい」

という熱い思いを語ってくださいます。

今回で3回目となった訪問。

毎回、多くの方に歓迎していただき、

行くのが楽しみなポルトヴェーリョ。

でも、今回の訪問で何より嬉しかったのは、

以前、行ったときにあげられていた学校の課題に、

ちゃんと取り組まれていたこと。

まず一つは、教師発掘と養成

経営状況を改善するためには生徒数を増やさなければならず、

それには教師を育てなければいけません。

それがちゃんと実現されていました。

元生徒である新しいブラジル人教師2名が、

アシスタントとして授業に参加。

その後の勉強会にも出席してくださいました。

もう一つは、入門期のテキスト改訂

最初の訪問時に中身を見直したいと相談されアドバイス、

それを元に先生方みなさんで検討され、

より良い内容になりました。

そして今回は、練習方法について勉強したいという希望に合わせ、

勉強会で、基本と応用と会話、三つの練習方法を解説。

次の日の授業で早速、実践されている先生がおられました

必ず実行されるのが、この学校の先生方

次回、訪ねたときには、今回の勉強会で学んだことが、

すべてのクラスで反映され、

より活発な授業が行われていると信じています。

次の巡回が今から楽しみです。

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