JICA海外協力隊の世界日記

マンゴーの樹の下で

◆クリスマスとお正月◆

ブラジルへ来て2回目の年末年始。

今回も10月ごろから町のあちらこちらで見かけたpresépio

キリスト降誕の様子を再現した人形の飾り

ここブラジルでは各家庭に1セットあるといってもいいくらい、

クリスマスには欠かせないデコレーション。

カトリックの国の人にとって、クリスマスは宗教行事でもあり、

家族と過ごす、1年でいちばん大切なイベントでもあります。

こちらで知り合ったブラジル人の友人に招待していただき、

私も家族で祝うブラジルのクリスマスを体験しました。

小さくてガラスでできたとてもきれいなpresépioだけでなく、

花やリボンもセンス良く飾られている部屋で、

おいしいご馳走をいただきました。

七面鳥はクリスマスの食べ物として有名ですが、

ここではタラも食べ、

卵と野菜で煮込んだ料理は最高。

お正月も同じお宅で迎え、

年明けの瞬間、みんなで抱き合って新年を祝いました。

やっぱりこの日もたくさんの料理がテーブルに並んだのですが、

とくに印象に残ったのは豚肉を食べる習慣。

豚は前にしか進まないことにちなんで、

この先1年前進していくことを願って食べるそうです。

そして、願い事をしながらぶどうを7つ食べ、

1つ食べる度に種を後ろ向きに投げるという面白い習わしも。

7つも願い事をするのはなんだか贅沢のような気がしましたが、

郷に入れば郷に従え、きっちり7つお願いしちゃいました。

どんなことか?それはナイショです。

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