2016/01/13 Wed
文化
◆クリスマスとお正月◆
ブラジルへ来て2回目の年末年始。
今回も10月ごろから町のあちらこちらで見かけたpresépio。
キリスト降誕の様子を再現した人形の飾り。
ここブラジルでは各家庭に1セットあるといってもいいくらい、
クリスマスには欠かせないデコレーション。
カトリックの国の人にとって、クリスマスは宗教行事でもあり、
家族と過ごす、1年でいちばん大切なイベントでもあります。
こちらで知り合ったブラジル人の友人に招待していただき、
私も家族で祝うブラジルのクリスマスを体験しました。
小さくてガラスでできたとてもきれいなpresépioだけでなく、
花やリボンもセンス良く飾られている部屋で、
おいしいご馳走をいただきました。
七面鳥はクリスマスの食べ物として有名ですが、
ここではタラも食べ、
卵と野菜で煮込んだ料理は最高。
お正月も同じお宅で迎え、
年明けの瞬間、みんなで抱き合って新年を祝いました。
やっぱりこの日もたくさんの料理がテーブルに並んだのですが、
とくに印象に残ったのは豚肉を食べる習慣。
豚は前にしか進まないことにちなんで、
この先1年前進していくことを願って食べるそうです。
そして、願い事をしながらぶどうを7つ食べ、
1つ食べる度に種を後ろ向きに投げるという面白い習わしも。
7つも願い事をするのはなんだか贅沢のような気がしましたが、
郷に入れば郷に従え、きっちり7つお願いしちゃいました。
どんなことか?それはナイショです。
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