JICA海外協力隊の世界日記

SAKAMOTO, search fire!

タンク清掃を見学してきた!の巻

皆さんどうもこんにちは!

八月に入り、酷暑で体調を壊されている方も多いのではないでしょうか。水分補給をこまめに行ってくださいね!一気にがぶ飲み、よりも複数回に分けて少しずつ飲む方が摂取効率は高いらしいですよ~

さて、先々週、タンク清掃を見学してきたので、その様子をお伝えしたいと思います。

私は首都のリロングウェ水公社に配属されているのですが、現在タンク清掃期間の真っ最中。7月11日から一か月間、24のタンクを清掃します(28の貯水タンクがリロングウェにあるそうです)。

今回は、2022年に建設された Mwenda Tank (ムウェンダ・タンク)の清掃についていってみました。

IMG_8822.JPGIMG_8828.JPG

左がタンクで、右がタンクの屋上から敷地内を見た景色です。

タンクの屋上へは、タンク横側に設置された鉄はしごを使用し上りました。はしごに足をかける前に、職員は塩素水に足をつけていたので、それに倣いました。

IMG_8825.JPG

彼は電気系統の担当者で、タンク内を照らすための電灯への配電準備を行っていました。しかし結局、この電灯は灯っていませんでした…。

この間にもタンクから大量に排水され、屋上に上った後もしばらく待っていました。タンクの水がもったいなく感じてしまいました。

人が入れる深さになったので、清掃員がデッキブラシを手に次々と入っていきました。深さは屋上から10メートルほどで、はしごで滑って落ちる危険性を考え、念のためにやめておきました。

しっかり掃除するためには完全に水を抜く必要があるので、電動ポンプも使用することになりましたが、電源の獲得に苦労している様子でした。

この水を抜く作業を効率的に行えるような構造にしてほしいと、作業員が話していました。確かに、少なくとも水を事前に抜いておくことができれば、より効率的な清掃ができるかもしれませんね。

自分はタンク清掃員の送迎および監督を行っていた同僚と一緒に、15時頃に一旦オフィスに戻りました。掃除は朝9時頃から16時頃までかかっていたようです。

 


 

以上、今回はタンク清掃見学でした!

日本では、貯水槽が各建造物(集合住宅や会社ビルなど)に設置されており、専門業者に清掃を委託するのが一般的なようです(貯水槽水道に関するQ&A|くらしと水道、東京都水道局参照)。

日本との違いにまた驚かされてしまいました。

それではまた次回、Tionana!

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ