JICA海外協力隊の世界日記

SAKAMOTO, search fire!

雨がやってくる

季節は雨季。

毎日とは言いませんが、雨が降ります。現在マラウイでは、強い雨が複数回降ります。

家で休んでいると、遠くの方から「サァーーーー」という音が聞こえ、徐々に大きくなってきます。そしてそれは、知らぬ間に「ザーーー!!!」という音に変わり、雨に打たれる芝生の香りが広がります。

雨がやってきた!!!!!

これを体験したのは人生で初めてです。

せわしない日々を送っていては、決して気づくことはないなと思います。

自宅含め、トタン屋根の家は多く、家の中にいると雨粒が衝突する音はかなりのものですが、決して嫌な音ではありません。そして、コンクリートが雨に打たれた後の独特な臭いとは異なり、芝生の香りはとても心地良い…。犬のう〇ちの臭いがすることもあります(OMG)

雨はまとまって降るので、雨が上がると決まって地面がひどくぬかるんでしまいます。

タクシーの運ちゃん曰く、10年前までは弱い雨が長時間降っていたそうです。

気候変動の影響が、アフリカにも及んでいる可能性が頭をよぎり、驚きました。

今後40年以内に温暖化を止めなければ後戻りできない、と発表した研究がありますが、まだまだわからないことの方が多いです。

科学は自然を理解するための1つのツールに過ぎない、と考えています。科学を理解せずとも、1人1人が自分で情報を集め、自分で考えて行動を起こせば、どう転ぶかはわかりませんが、世界は変わるでしょう。

自分で考えて自分で行動する

当たり前のように思われますが、人生を充実させるためにも、それが重要なのではないでしょうか。自戒を込めて。

それでは、Tionana!

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