JICA海外協力隊の世界日記

SAKAMOTO, search fire!

首都リロングウェでのお買い物

皆さんこんにちは!日本ではGWが過ぎ去り、またせわしない日々が始まってしまったのではないでしょうか。

今回は、毎週末のお買い物についてお話しします。

週に1回、片道30分かけて歩いてスーパーマーケットに買い出しに行っています。このスーパーマーケットはCity mallという複合施設内にあり、他にも日用品店やファストフードチェーン、衣料品店のチェーン、楽器店など多種多様な店舗がひしめき合っています。

これらの多くは南アフリカ資本の会社だそうです。私見ですが、あまりマラウイ資本の大きな会社を見たことが無く、それもマラウイ資本が絶えず外へ出ていってしまっている理由の一つなのでは?と思っています。

初めて来たときは、生活に困らない程度に物を買いそろえられることに驚きました。特にパンがめちゃ美味しい…。最高です。醤油や料理酒、乾燥シイタケは中華ショップで購入し、だしの素は売っていないので日本から持ってきたものを使っています。

買い物道中、いろんな景色を楽しんでいます。行きの道は丘を下っていき、遠くにモスクが見えて美しいです。

季節によって咲く花が変わるので、その移り変わりを感じられるのもまた良きです。また、雨季は道端に芝生が茂っているのですが、乾季は赤土がさらけ出されとても寂しくなります。

( ↓ 左から乾季の終わり、雨季、雨季、雨季の終わり)

図1.jpg図3.jpg図2.jpg図4.jpg

一方、帰り道は上り坂になり、買ったものを背負って帰るのがいい運動になっています。水道水をそのまま飲むとおなかが緩くなるので5リットル×2 の飲料水を買っていますが、そういった重いものや体積の大きなものは近場の売店や用事があってタクシーを使う際に買うようにしています。

※2枚目が行き(雨季)、下の写真が帰りの道(乾季)です。

U〇ereatsのような配送会社がいくつかあるそうですが、自分で選んで購入したいので使っていません。

不便だなと最初は感じましたが、慣れてくると何とも思わなくなり、道中の景色を楽しめるようになりました。この面倒さが、小さな幸せに気づかせてくれたのでしょうか。

たまに、素敵な出会いもあります。マラウイでは日本車が多く、日本語がわからないためにナビなどの操作が難しいのでマラウィアンから助けを求められることがあります。声をかけられてお助けすると、なんとスーパーまで乗っけてくれました!優しい…。

さらに、彼は私の地元、大阪府堺市に仕事で行ったことがあるそうで(ホンマか?笑)、堺市出身だというとびっくりしていました。さらにさらに、彼は日本滞在中に坂本九の「上を向いて歩こう」を教えてもらったらしく、車内で一緒に歌いました。名前、Sakamotoやねんと伝えると、余計にびっくりして喜んでいました。世間、いや世界は狭いのか…!?

以上、今回はお買い物回でした。

来月は3回の記事投稿となります。お楽しみに~!Tionana!

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