JICA海外協力隊の世界日記

青年海外協力隊 セネガル滞在記 ~Pas à pas~

セネガルに来て1年

2015年7月1日、セネガルに来て1年が経ちました。

昨年2014年7月1日、雨期の到来と共にセネガルに到着しました。少し湿ったにおいがしたのを覚えています。

セネガル着後、3週間ホームステイをしながらのウォロフ語の語学研修。そして任地への赴任。

言葉の壁にぶちあたりました。

空を見て、星を眺め、日本を思う・・・ホームシックにもなりました。

学校巡回を通して出会ったたくさんの子どもたち・先生方

うれしいことも辛いこともたくさん。

思考錯誤しながら、悩みながら、いろいろな方々に支えられ、何とか1年乗り越えられました。

先日、JICAセネガル事務所で1年報告会がありました。

1年間の活動について成果と課題を発表しました。自身の活動を振り返るよいきっかけとなりました。

また、それぞれの任地でがんばっている同期隊員の報告を聞いて大きな刺激を受けました。

今年度は、フィールド調査を中心に、学校巡回、JICA指導書の紹介、先生方との授業実施、新聞の発行、ミニ研修会、セネガル通信・ブログを中心とした日本への発信を主に行ってきました。

今年度の成果と課題を受けて、2年目どんな活動をしていくか。

現在考えていることは、今までの活動を継続していくとともに、算数やフランス語の授業と情操教育を組み合わせた授業を提案していくことです。

例えば、「授業内容に合わせて歌を歌い、内容理解を深めること」「本の読み聞かせを通して、想像力を高めること」、また「算数で半具体物教材(タイルなど)を使って、ものの見方を広げること」などです。

情操教育で培われる力を他教科に活かす。それが、結果的に情操教育の普及につながるのではないかと思っています。

教科書不足や指導方法など様々な問題を抱えている中ですが

「今、目の前にいる子どもたちに何ができるのか」ということを、現地の先生方と一緒に、同じ教師という立場で考えていけるようになりたいです。

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