JICA海外協力隊の世界日記

青年海外協力隊 セネガル滞在記 ~Pas à pas~

身近な材料を使って ~形の理解の授業~

算数に図工の要素を取り入れた授業として提案した「形の理解の授業」です。

カフリン市内の学校(école3)で行いました。

休み時間にいつものように授業提案をしていたところ、先生から「今、形の学習をしている」という話を聞きました。

その授業見学をさせてもらい、子どもたちはダンボールで先生から指示された形(1辺が6cmの正方形など)をみんなで作っていました。

形の理解がもっと深まるように、また情操教育の要素も取り入れられるように、その先生に木の枝を組み合わせて形作る授業を提案してみたら、「ぜひやってみましょう」ということだったので、用意する材料をメモして先生に渡しました。

用意するものは、木の枝、布切れ(セネガルにはきれいな布がたくさんあります)、小麦粉のり、小麦粉粘土、はさみです。

身近な材料で、図工の授業ができるのだということを伝えたいという思いがありました。

小麦粉のりと粘土の作り方は事前に説明をしました。

少し材料が多いので、本当に用意してもらえるか当日まで少し心配していました。

当日、授業前に先生と材料について確認しました。

先生から「小麦粉のりって火にかけるんだっけ?火が必要?」「粘土はどうするの?」と聞かれ、

(事前に説明したのに・・授業の準備をしてきていないかもしれない。今日はできないかな・・)と心配になりました。

ですが、教室に入ってみると、子どもたちがちゃんと授業の準備をしていました。

ほっと一安心。先生が事前に子どもたちにちゃんと説明していたのだということがわかり、うれしかったです。

クラス中から小麦粉が集まり、多すぎるかも!?と思ったくらいです。

事前にのりや粘土が用意されていることが理想ではありますが、当日子ども達の家から鍋やガスボンベ(火を起こすのに使う)を持ってこさせて、みんなで一緒に作りました。

結果的に、子どもたちも作り方を理解できるので、よかったのではないかと思います。

さて、説明を先生にお願いしながら進めていきます。

今回は「正方形を作る」ということで、同じ長さの棒を4本用意し、組み合わせるということを行いました。

枝を同じ長さにそろえ、布切れにのりをつけ、棒に巻き、最後に粘土で辺と辺を組み合わせます。

子どもたちのはさみは、なかなか切れづらくて大変だったのですが、いいはさみを貸し借りしたり、二人で布を持つ方と切る方に分かれ協力して切ったりする姿などが見られました。

最後に粘土を乾かせたら完成です。

カラフルな正方形がたくさんできました。

乾いたら教室に飾ってもらえるといいと思います。

何人かの子どもたちが、できた正方形を布切れの上に載せていました。

とてもオシャレだなと思いました。こういう子どもたちのセンスが見られるのは情操教育の良さだと思っています。

こういう感性を大切にしていきたいです。

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