2015/06/09 Tue
文化
学校での競技会
ある学校で、サッカーの試合と語学の競技会がありました。
前半は、朝の涼しい時間にサッカーの試合
クラス対抗で行われていたようです。
大変な盛り上がり
選手は夢中。応援団は、歌を歌ったり太鼓をたたいたり。先生たちは、木陰で見守っています。
学校には普段ない音響設備が設置され、大音量の音楽
子どもたちはもう自然に体が動き出してしまいます。
ダンスが好きなセネガルの人たち。音楽がかかればどこでも踊ってしまいます。
そして、サッカーの試合そっちのけで踊っているたくさんの子どもたち・・
後半は、フランス語の綴りを言い当てる競技会
5年生・6年生の部に分かれ、それぞれ15人ずつほどクラスから選抜されていました。
まずはくじで順番を決め、その番号の席に座ります。
1番の人から一人ずつ前に出てきて、先生から出されたお題の文字の綴りを言い当てます。
たとえば「place(場所)」だったら「“place”, c’est écrit p, l, a, c, e, “place”. (“place”は、p, l, a, c, e,と書きます) 」と言うことができたら正解。残ることができます。
間違えてしまったらその場で失格。生き残り戦です。
子どもたちは緊張した面持ちで前に出てきます。周りにはたくさんの観客が見守っています。
間違えた子は、残念。すごくしょんぼりして帰っていきます。
正解だった子は、得意気な、そして少しほっとした表情。周りから拍手が送られます。
見ているこちらもハラハラドキドキ
どの子たちも一生懸命だったのが印象的でした。
こういう場面は、子どもたちの力をうんと高めると思います。
多くのプレッシャーはあると思うのですが、こういう経験をさせてあげることも学校でできる一つのことだと感じました。
失敗しても、また乗り越える力を。次もがんばろうという気持ちをもてるように。
成功したら、それを自信に変えて、さらに新たなことに挑戦する気持ちをもってもらえたらいいなと思います。
子どもたちや学校の、いつもとは違う場面を見ることができた一日でした。
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