2014/12/01 Mon
生活
ンデッキ屋さん
さて、ここは何でしょう?
町のいたるところに、布で覆われた小屋みたいなところがあります。
もぞもぞと動く布。中には人がいるみたいだけど・・・
外から中の様子が見られないので、始めは入りづらく、遠巻きに見ているだけでした。
でも気になる!ある時、思い切って入ってみることにしました。
そこは、朝ご飯屋さんでした。
朝ご飯はウォロフ語で「ンデッキ」といいます。
(セネガルは、公用語はフランス語ですが、民族語があり、ウォロフ語、プラール語、セレール語などが多く使われています)
セネガルではよくフランスパンを朝ご飯に食べます。(セネガルは1960年までフランス領だったことからだと思います)
けっこうやわらかくておいしいです。パンの中にいろいろなものをはさんで食べます。
定番はニャベ(豆のトマト煮)、プティポワ(グリンピース)、ソブレ(たまねぎ炒め)です。
そして、トッピングにマヨネーズやゆで卵、スパゲッティなどをはさむこともあります。
このンデッキ屋さんを知ってから、私は毎日外で朝ご飯を食べるようになりました。
家の近くに何軒もあるので、今日はどのお店に行こうかな?何を食べようかな?といつも迷ってしまいます。
どこのお店も、お母さんの味付けに少しずつ違いがあり、おいしいです。
飲み物もあります。
キンキリバ(ハーブティー)、カフェトゥーバ(セネガル風コーヒー)です。
私はいつも、
「キンキリバ アック メオ スークル トゥティ(キンキリバのミルク入り、砂糖は少し!)」と言って頼んでいます。
セネガルの人は甘いものがすごく好きです。
紅茶にも砂糖をたっぷりと入れます。ちょっと私には甘すぎて・・・
馴染みのお店は、私の顔を見たら砂糖を少なく入れてくれるようになりました。
でも、油断していると、どさーっと入れてしまうので、毎回しつこく「スークル トゥティ!」と言っています。
でも、少なめにして入れてもらっても、やっぱりセネガル人のさじ加減。
この頃甘いのにも慣れてきてしまっているような気がします。
さて、明日は何を食べようかな?
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