2015/04/07 Tue
生活
セネガルのお昼ごはん
セネガルのお昼ごはんは、だいたいどこのおうちでも、「チェブジェン(魚ご飯)」(写真1)「マフェ(ピーナツソースかけご飯)」「スープカンジャ(オクラソースかけご飯)」のどれかです。
たまにごちそうの時は、ヤッサプレ(鳥がのったタマネギソースかけご飯)、チェブヤップ(山羊や羊、牛のお肉がのったご飯)が出ますが、普段はあまりお肉を食べません。
おうちでは朝から昼ごはんの仕込みをします。家族も多く、一緒に住んでいないけれど近くに住んでいる親戚のおうちの分まで作ることもあるので、毎日大量のご飯を作っています。時間をかけて作られるご飯はやはりとてもおいしいです。
お昼ご飯時には「カーイ アニュ(ウォロフ語で、お昼ご飯食べにおいで)」といろいろなおうちの人が誘ってくれます。
セネガルの「テランガ」と呼ばれるおもてなしの心、ありがたいです。私もよくセネガルの方のおうちでご飯をごちそうになっています。
大きなお皿に盛られたご飯を、みんなで円になって囲んで食べます。スプーンを使うこともありますが、手で食べることが多いです。
日本で言う「いただきます」を意味するような言葉はないのですが、「ビシミライ」と、イスラム教のコーラン(アラビア語)の言葉で「始まり」を意味する言葉を食べる前に言います。
おしゃべり好きなセネガル人ですが、ご飯を食べているときはとても静かなのです。もくもくと味わって食べています。
みんなおなかいっぱいになったら、それぞれ席を立ちます。
「もっと食べなさい」と声をかけてくれるのですが、おなかいっぱいになったら「アニュ ナ バ スール(ウォロフ語で、もうおなかいっぱい食べたよ)」、「スール ナー(ウォロフ語でおなかいっぱいだよ)」と言うととてもうれしそうにしてくれます。
この間ごちそうになった「スープカンジャ」がとてもおいしくて・・・最後まで残って食べてしまいました。
一緒にご飯を作ることもあります。セネガル料理を覚えて帰れるようになれたらいいなと思っています!
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