JICA海外協力隊の世界日記

書きたくてUZウズ

UZ017 カンファレンス(1)

【画像1:カンファレンスの様子】

先日、「ビジネスと経済におけるDX(Digital Transformation in Business and Economy)」と題したカンファレンスが配属先と韓国の2大学の共同開催で行われた。授業がない期間に、配属先ではカンファレンスやセミナーを開催しているようだ。

配属先副学長(画像中央)のあいさつに始まり、韓国人研究者(画像右)による基調講演ほか、全8報告。司会進行はいつも元気な同僚(画像左から2番目)。この方とのあいさつで配属先の1日がはじまる。

各演題は以下の通りで、報告時間は10分。
括弧内のUZはウズベク人による報告、KRは韓国人による報告をそれぞれ示す。

1. 企業活動の資金調達における現状の課題(UZ)
2. ビジネスにおけるデジタル変革(KR)
3. 企業の輸出開発におけるデジタル技術の活用(UZ)
4. デジタル変革と電動化(KR)
5. 新・ウズベキスタンでデジタル変革のプロセスを開発する方法(UZ)
6. ビジネスにおけるデジタル変革(KR)
7. デジタル経済環境における商業銀行のリテール業務の展開(UZ)
8. オフラインの失敗とDXの考え方(KR)

※第2報告と第6報告の演題が同一であるが、発表者は異なる。

ウズベク人による報告はすべて配属先関係者。この時、配属先に研究員がいることを初めて知った。「普段はどこで研究しているのであろうか。」

2020年10⽉、経済のデジタル化を促進するため「ウズベキスタンデジタル戦略2030( Digital Uzbekistan Strategy 2030)」が承認された。ウズベキスタンはデジタルインフラの強化及びイノベーションを通じて、デジタル経済への移⾏を⽬指す。

一般的に、経済のデジタル化を促進することで、業務効率化、生産性向上、ペーパレス化、リモートワークの実現などのメリットが生まれる。これにかかわる人材育成も急務であろう。

カンファレンスの直後に、公共交通機関を利用した際に、たまたま今月(7月)から韓国でIT技術を学ぶ大学生に出会った。配属先以外でも、韓国と連携してデジタル経済に対応できる人材育成を進めているかもしれない。

デジタル経済の動向を注視したい。

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