JICA海外協力隊の世界日記

書きたくてUZウズ

UZ024 協力隊とSDGs

【▲画像1:JICAプラザ関西の展示(2022年1月撮影)】

半月ほど前に1年目の活動報告を終え、先週は新隊員との顔合わせがあった。

(新隊員からUZで購入できない食品を頂きました。ありがとうございます。
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あっという間の1年。時が経つのは早い。

隊員活動を振り返り、思い出したことがある。

それは、2022年1月に訪問したJICAプラザ関西の「JICA海外協力隊とSDGs」というパネル展示(画像1)。

※JICAプラザ関西はJICA関西の1階。最寄り駅はJR「灘」駅または阪神「岩屋」駅。

SDGsとは「Sustainable Development Goals」(和訳:持続可能な開発目標)を略号で、「誰一人取り残さない-No one will be left behind」を理念とし、国際社会が 2030 年までに貧困を撲滅し、持続可能な社会を実現するための重要な指針である。

SDGsは「17の目標」と「169のターゲット」で構成されている。

【▲画像2:SGDsのアイコン(目標4と目標8)】

JICAプラザ関西には、「JICA海外協力隊とSDGs」の展示のほか、国際協力やSDGsを身近に感じる展示物が多数ある。

「4月から派遣前訓練が始まる。私の協力隊活動もSGDs達成につながるのか。」と思いながら、見学させて頂いた。

協力隊活動が1年経過した今、自分の活動をSGDsと関連づけてみたい。

私は、タシュケントにあるビジネス系大学院で、日本経済論という講義科目を担当している。履修者はビジネスアントレナーシップ専攻の社会人大学院生である。

UZでは、資本市場の活性化と競争力の強化を推し進めており、市場経済化に貢献できる経営者・起業家などのビジネス人材育成が求められている。

協力隊活動として、UZのアントレプレナー(起業家)教育を支援することは、次の目標とターゲットに関連するのでは。

4.質の高い教育をみんなに
(ターゲット4.4) 2030年までに技術的・職業的スキルなど、雇用、ディーセント・ワークおよび起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。

8.働きがいも経済成長も
(ターゲット8.3) 生産活動や適切な雇用創出、起業、創造性、およびイノベーションを支援する開発重視型政策を促進するとともに、金融サービスへのアクセス改善などを通じて、中小零細企業の設立や成長を奨励する。


これからも、現地大学院生の日本経済・経営に対する興味・関心を高められるような活動を続けていき、微力ながら、ビジネス人材の育成、相互理解の深化とSDGsの達成に貢献できるように努めたい。

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