JICA海外協力隊の世界日記

書きたくてUZウズ

UZ039 "XON ATLAS" FESTIVALI

【▲画像1:9月28日の電光掲示板】

9月28日朝、出勤すると、1階玄関前の 「XON ATLAS FESTIVALI」と表示された電光掲示板(画像1)が目に飛び込んできた。

3階にある私のデスクまで行く途中、すれ違う女性教職員の服装がいつも違った。

何のお祭りだろう?

"XON ATLAS" Festivali とは「民族衣装」のお祭り。

同僚の話によれば、数年前から全国的に行われるようになり、私の配属先だけでなく公的機関においても、同様の行事が企画・開催されたようである。

【▲画像2:伝統的織物を身にまとう同僚】

この日だけ、女性教職員はATLASやADLASの衣装を着用して働いていた。

みなさん、休憩時間に集合して記念撮影(画像2)。

ATLASは100%シルク、ADLASはシルクとコットンの混合生地。

UZは生糸や綿花の産地であり、それらを原材料として、古代から受け継がれる織物技術により出来上がったATLASとADLAS。

とてもカラフルで大胆な模様が特徴的であり、伝統的な芸術スタイルを感じる。

【▲画像3:土産屋のATLAS】

画像3の奥に並べられている生地がATLAS。

見た目は光沢があり、触感は非常に滑らかである。

ATLASやADLASの生地や衣装は土産屋で購入できる。

画像3の撮影場所は、UZ036で紹介したチョルス・バザール内にある土産屋。

"XON ATLAS" の"XON(KHAN)"は「」という意味。

昔々、フェルガナ州のマルゲランという町で、職人が織り上げた布がとても鮮やかで美しかったので、王がその織物に心を打たれたという伝説がある。

それ以来、この布を"XON ATLAS"「王の絹」と呼ばれるようになった。

現在、ATLASやADLASの生地でできた衣装を着用する機会は少ない。

他の国や地域においても、貿易・経済のグローバル化が進展していく中で、ライフスタイルが変化し、民族衣装に触れる機会が少なくなっている。

"XON ATLAS" Festivaliの目的は、民族衣装の普及や服装文化の向上である。

このような行事を開催することは、ATLASやADLASを、UZの伝統文化として国内外に発信すると同時に、風土や誇りを守ることにつながる。

民族衣装や織物技術が、後世に引き継がれるでしょう。

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