JICA海外協力隊の世界日記

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UZ048 日本人墓地

【▲画像1:日本人墓地のモニュメント】

先日、ウズベキスタン日本人会主催の日本人墓地お墓参りが行われ、私も参拝させて頂きました。

ウズベキスタンの日本人墓地は13か所あり、今回参拝した墓地(霊園名:Fozil Jomi Mosque)は、タシュケント市内のヤッカサライ(Yakkasaray)地区にあります。

日本へ帰国する1956年までの間に884名がウズベキスタンで亡くなり、そのうちの87名がこの墓地で眠っています。※人数の出所はwikipedia。

1990年5月23日に建立されたモニュメント(画像1)には「永遠の平和と友好 不戦の誓いの碑」と刻まれています。

【▲画像2:入口】

地下鉄Mirzo Ulug'bek駅から日本人墓地までは、タクシー・車で約10分、徒歩で約35分。

墓地は公営墓地の一角にあり、入口はYakkasaray通りに面しています(画像2)。

入口をくぐりると、モスクがあり、その左側にある道を進んでいくと、日本人墓地があります。

隣りにはドイツ人墓地があります。

【▲画像3:資料館】

モスク入口近くには日本人抑留者の資料館があります。建物前の看板には、「1940年代にウズベキスタンで生活していた日本人の記録」資料館と書かれてあります。

第二次世界大戦後のシベリア抑留により、日本人捕虜がウズベキスタンに移送され、寒暖差の大きく、大変厳しい自然環境の中で、重労働を課せられました。観光名所「ナボイ劇場」の建設もその一つです。

今回の墓参で、ウズベキスタンの日本人の歴史に少し触れることができました。

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