JICA海外協力隊の世界日記

書きたくてUZウズ

UZ067 日本語弁論大会

【▲画像1:弁論発表の様子】

3月2日、アミール・ティムール広場の近くにあるタシュケント国立法科大学で「日本語弁論大会」が開催された。

天気は雪またはみぞれ。3月に入ったとはいえ、寒い一日となった。

タシュケント、サマルカンドの大学生を中心に、合計19名が弁論大会に出場。発表テーマは以下の通り。

「幸せの形」、「子供の気持ちがわかる母になるために」、「自然な家族」、「内気な人間の感情」、「幸せは皆に足ります!」、「迷路」、「自分探しの旅」、「輝くために。。。」、「お墓参り」、「話し方の大切さ」、「井の中の蛙大海を知らず」、「人生の主人公は自分」、「ご注文は?」、「日本語のはじまり」、「自分を裏切らなかった私」、「自分のことを見失ってしまいました」、「鳥のように大空を羽ばたきたい」、「私の人生を変えた「マイナス一点」」、「昔の約束」

どれも興味深いテーマをあり、学生生活を送る中で起こる様々な出来事から、発表者自身で考えたことや感じたことを、ユーモアを交えて発表された(画像1)。また、発表者は審査委員からの質問に的確に回答していた。前号UZ066で紹介した同期隊員も審査委員を務める。

日本語を学ぶだけでも多くの時間と労力を要し、さらに、思考力、文章力、表現力などの弁論スキルを学び、大会出場に至るまでの発表者の努力は計り知れない。日本語の学習姿勢に深く感銘を受けた。素晴らしい。

【▲画像2:余興の様子】

弁論発表の後、ウズベク人学生による余興で盛り上がる(画像2)。会場は、外の寒さを吹き飛ばすほどの熱気に包まれた。

踊り(ソーラン節)、漢字しりとり、合唱(「Blue Bird」、「ただ声一つ」)、独唱(「上を向いて歩こう」)。

合唱曲「ただ声一つ」は、2021年12月配信以来、YouTube再生回数が1億を超える大ヒット曲。同期隊員の活動を参観した時(UZ066)も学生が歌っていた。きっと、UZの若者の間でも人気があるのであろう。

弁論と余興、どちらも楽しめた。

係員の対応も良かった。会場から少し離れたトイレまで、私を連れていってくださった。ありがとう。

会場のみなさんと素敵な時間を共有できたこと、心よりお礼申し上げたい。

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