2023/11/22 Wed
文化 生活 観光
UZ050 UZのスイーツ
【▲画像1:チャクチャク】
今回はUZスイーツ3品を紹介したい。
1品目は、チャクチャク(画像1,画像2)。
チャクチャク(Chak-Chak)は揚げ菓子の1つで、日本のかりんとうに似ている。
小麦粉と卵を混ぜて生地を作り、それを丸めて油で揚げて、揚げ終えたものを温めたハチミツに浸して作り上げる。
ホームパーティーの定番スイーツ。
結婚式にも出され、チャクチャクの形と甘さは幸福と楽しい人生、ハチミツは2人の強い絆を象徴しているとも言われている。
【▲画像3:パフラヴァ】
2品目は、パフラヴァ(画像3,画像4)。
中央アジアや西アジアで人気のお菓子。
パフラヴァ(Paxlava, Pakhlava)は焼き菓子の1つで、小麦粉とバターでできた生地、それに大量のドライフルーツやクルミを挟んで、何層にも重ねて焼き上げる。
その上にクルミを添えてあり、ハチミツシロップでコーティングされている。
調理に時間がかかるらしい。
画像3では、四角形にカットされているが、ひし形にカットされているもの(画像4)も、よく見かける。
【▼画像4:ひし形のパフラヴァ】
【▲画像5:ハルヴァ】
最後は、ハルヴァ(画像5,画像6)。
今回紹介したスイーツの中で一番有名であろう。Oriental Dessertとして広く知られており、語源はアラビア語の「甘い」。
ハルヴァ(Halva)の主な材料は、ヒマワリの種、ナッツ、油脂などであり、UZの各地域で様々なハルヴァが作られており、その種類も豊富である。
見た目は固そうだが、ハルヴァを咀嚼するやいなや、あっさりと崩れ、スイーツの甘みがしっとりと口の中で広がる。
【▼画像6:小分け販売のハルヴァ】
ウズベキスタンのお祝いの席にはスイーツを欠かすことができず、お茶と一緒に提供される。
今回紹介したスイーツは、中央アジアだけでなく、広域で愛食されている。機会があれば、各地域・各国で食べくらべしてみたい。
SHARE