JICA海外協力隊の世界日記

書きたくてUZウズ

UZ015 隊員と食事に行く

【▲画像1:食事処・Irina cafeの入口】

ある隊員が活動に一区切りがつくということで、私を含めて3名で食事に行った。

学校はこれから夏休みとなるため、教育機関に配属されたUZ隊員は、同様に一段落つきそう。

タシュケントの最近の最高気温は38度前後で、14時から18時の間が日中一番暑い。

夏至が近づいているため、日照時間は長く、日没時刻は20時ぐらい。自宅近くの公園は、夜になると子どもたちで賑わう。22時過ぎまで、子どもたちの声が聞こえる。

気温上昇ともに電力需給がひっ迫し、停電の可能性が高まる。停電状態が続くと、飲食店は営業できない。

さあ、どこの店に行こうか。停電していない、室内が涼しい店を探そう。

その結果、今回の食事処は、韓国料理・Irina cafe(画像1)に決まる。

場所はミラバットバザール内。バザールを取り囲むような建物の2階。

最寄り駅は地下鉄オイベク(Oybek)駅またはミングオリク(Ming Orik)駅。店まで徒歩12分ほど。

【▲画像2:今回の注文料理】

私は鶏肉と野菜の炒めもの・ライス付マントゥ1個を頂く(画像2上)。

価格はそれぞれ、28000スム(336円)、7000スム(84円)。

日本円換算額は、1000スム≒12円(2023年6月16日の為替レート)で算出。

炒めものは中華料理に近い味付け。

マントゥは蒸し餃子で、UZを含む中央アジアの料理。日本の餃子より大きい。

韓国料理を看板に掲げる店であるが、マントゥも注文できる。

マントゥは1人1個ずつ、私以外のふたりの隊員は、冷麺とビビンバ(画像2下)をそれぞれ食べた。

この店は比較的安くて美味しいという評判で、昼時は賑わっているらしい。

【▲画像3:Tim's Coffee & Roasteryの入口】

食事処を後にして、3人でカフェに向かう。

場所はTras Shevchenko通りにあるTim's Coffee & Roastery

私はアメリカンコーヒーとアイスクリームを注文(下の画像)。
15_4.jpg

談笑を交わす間に、突如、店内に日本のBGMが流れる。これにZ世代隊員が反応。

それは、「真夜中のドア〜Stay With Me」(1979年11月発売)。

発売当時、2人の隊員はまだこの世に生を受けていないが、この楽曲を知っている。

コロナ禍の2020年、日本の1980年代シティポップへの関心が高まり、同曲がサブスクリプションサービスで世界的なヒットとなったというニュースを読んでいたので、若い世代の同曲に対する反応に納得。

私は当時小学生。思い入れや思い出はないが、CMタイアップであったためか、耳に残っている楽曲。

異国で聴くと、この楽曲が多くの人に支持されていると実感できる。

タシュケントのカフェで、時空を超えてヒットした日本の楽曲を聴きながら、気配りのとても上手な隊員と一緒に楽しいひと時を過ごす。

いつかどこかで、また同曲を聴くと、今日のことを思い出すだろう。

いつもありがとう。

また行こう。

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ