JICA海外協力隊の世界日記

書きたくてUZウズ

UZ057 木を白く塗る

【▲画像1:白く塗られた木】

タシュケントは、小さな公園や緑地が点在しており、公園には鉄棒やうんていが設置されている。

沿道や集合住宅前には、たくさんの木々が植えられており、豊かな緑地を創出している。

このような生活環境において、日常生活の中で、散歩やエクササイズを自主的に取り入れやすい。

散歩していると、木の下部1メートルほどを白く塗られていることに気づく(画像1)。特に、冬期に、木を白く塗る光景が見られ、白い木の下部がとても目立つ。

これは何の意味があるのだろうか。早速、配属先の同僚に尋ねてみた。

同僚の回答によれば、木を白く塗る意味は2つあり、一つは防虫剤、もう一つは美しい景観の演出である。

白い塗料は、生石灰、塩、油、水などからできており、それを塗ることで、害虫対策になるらしい。

【▲画像2:白く塗られた木と電柱】

画像2のように、木だけなく電柱までも白く塗っており、景観を意識しているように感じる。

まちなかや沿道の木々は、あまり意識されることはないが、季節感の演出には欠かせない。

加えて、都市緑化は、まちなかの暑熱対策として重要な役割を果たす。

街路樹・植林を活用した良好な景観は、地域住民の資産である。

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