2023/12/22 Fri
人 生活
UZ057 木を白く塗る


【▲画像1:白く塗られた木】
タシュケントは、小さな公園や緑地が点在しており、公園には鉄棒やうんていが設置されている。
沿道や集合住宅前には、たくさんの木々が植えられており、豊かな緑地を創出している。
このような生活環境において、日常生活の中で、散歩やエクササイズを自主的に取り入れやすい。
散歩していると、木の下部1メートルほどを白く塗られていることに気づく(画像1)。特に、冬期に、木を白く塗る光景が見られ、白い木の下部がとても目立つ。
これは何の意味があるのだろうか。早速、配属先の同僚に尋ねてみた。
同僚の回答によれば、木を白く塗る意味は2つあり、一つは防虫剤、もう一つは美しい景観の演出である。
白い塗料は、生石灰、塩、油、水などからできており、それを塗ることで、害虫対策になるらしい。


【▲画像2:白く塗られた木と電柱】
画像2のように、木だけなく電柱までも白く塗っており、景観を意識しているように感じる。
まちなかや沿道の木々は、あまり意識されることはないが、季節感の演出には欠かせない。
加えて、都市緑化は、まちなかの暑熱対策として重要な役割を果たす。
街路樹・植林を活用した良好な景観は、地域住民の資産である。
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