JICA海外協力隊の世界日記

ミャンマーについておしえちゃんねる

日本とミャンマーの大学生の交流会

ミーピャッテー(停電)

私は、ミャンマーのヤンゴンにあります工科大学で

ICTと日本ビジネスマナーを教えています。

ミャンマーでは、停電が頻繁におこります。以前は、水を浴びているときや、料理をしているときに停電が起きると何もできなくなり、憂鬱でした。しかし、慣れとはすごいもの、どこに石鹸があるか、塩コショウがどの辺にあるか目をつぶっていても分かるようになり、停電がどうってことなくなりました。

さて、今回は先日行いました、日本とミャンマーの大学生の交流会についてお話します。日本のJENESYSの学生を私の働く工科大学に招き交流会を行いました。JENESYSとは、日本政府が実施する事業で、日本政府に選ばれた優秀な学生がアジア諸国と交流するプログラムです。右記参照(http://sv2.jice.org/jenesys/about-jenesys/about-program/)

今回、15名の優秀な大学生が工科大学に来てくださり、日本の文化やアクティブラーニングを取り入れている日本教育について先生方にプレゼンしてくださいました。

暗唱型の教育がまだまだ続いているミャンマー。先生方はアクティブラーニングについてどのように感じたでしょうか・・・こうご期待ですね。

また、キャンパスツアーやミャンマーの学生との交流会も行いました。

私の大学には、日本に行って働きたい学生がたくさんおり、大学の勉強以外に日本語をプライベートで勉強している生徒も少なくありません。日本人の学生と触れ合うことは、ミャンマーの学生にとっては非常に貴重な経験ですし、「日本で働きたい」「日本語検定に受かりたい」と思っている学生にいい刺激になったと思います。一方、日本人の学生にもいい刺激になったことがあるようです。例えば、①ミャンマーの学生は大学からの教材が全て英語になるため当たり前に英語が話せる②毎日2時間以上かけてバスで大学に来て講義を受けた上に、土日も塾に通って勉強をしていること③日本語を話せる学生がいる、等々。

交流会終了後は、連絡先を交換したり、抱き合ったりと両学生とも別れ惜しそうでした。

日頃、私の授業よりも、今回の交流会の出席率が多かったのは問題ありますが、日本とミャンマー学生が交流会を通して、将来のためになる学びがあったらいいなと思っています。

私の授業にも、たくさんの学生が来ますように!!

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