JICA海外協力隊の世界日記

ミャンマーについておしえちゃんねる

大学生と社会見学

アンオーライター(びっくりした!)

私は、ミャンマーのヤンゴンにあります工科大学で

ICTと日本ビジネスマナーを教えています。

ミャンマーでは、どの家庭にも家族以外にヤモリが住んでいます。

そのため、時々「バサ」と音がして見てみると、ヤモリが天井から落ちていることがあります。

さて、今日は生徒といった社会見学についてお話します。

先日、日系企業の工場がたくさん入っているティラワ工業団地というところに行ってきました!この活動には、大学生に「卒業後の進路について考えてもらおう」「進路を考えることで、学業にも専念してもらおう」という目的があります。日本のように大学にキャリアセンターがあったり、最終学年で就職活動をしたりという働きが、ミャンマーの大学では定着しておりません。そのため、就職活動の仕方が分からず、卒業後就職先のない学生が大半です。

って、ことで、大学生に仕事の様子をみてもらったり、社会人の方と話してもらったりすることで、卒業後の進路について少しでもかんがえるきっかけになればいいなと思い、今回の企画をすることになりました。

では、ここから写真付きでその日の様子をご紹介します。

まず、Yakultさんにお邪魔しました。こちらでは、Yakult誕生までの歴史を聞いたり、Yakult製造の過程を見たり、試飲をしたりと盛りだくさんでした。

生徒も初めての工場見学で、従業員の方に質問をしていました。

Q.なぜミャンマー進出しようと思ったんですか?

A.ヤクルトにはたくさんの菌が含まれています。その菌が、ミャンマー人に役立つと思い進出しました。

このような機会がないため、生徒は至近距離にも関わらず、一眼レフで写真をパシャパシャ撮っておりました!

続きまして、RK Steel Yangon様の工場見学。

こちらでは、スチールが溶接されたり、丸いスチールが平らになり加工されたりする様子を見学しました。また、「働くとは何か」、「自分に合った仕事の探し方」等を従業員の方から話していただきました。

いざ、工場見学!の前にヘルメット着用。しかし、このような機会のない学生はヘルメットがうまく着用できず、従業員に手伝ってもらっていました。

無事、2社の工場見学を終え、生徒に「楽しかった?どうだった」ときいてみると。

「こんな素敵なチャンスをくれてありがとうございました!」とか「ぼく、今日行った会社に就職したいです」とか「就職はまだ先だな~」等、たくさんの感想がありました~

当日を迎えるまでに、いろいろありました・・・

当日より、この日を迎えるまでが大変でした~

しかし、事故もなく、生徒も楽しんでくれ、一安心です。

そして、この機会は決して無駄ではなかったと実感しております。

未来輝く我が生徒~♪進路のために勉学に励むんだ~!!

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