2019/09/13 Fri
人 文化 活動
生徒が授業に来ない日は、探偵ごっこをします
バイサ~デ~(お腹がすきました)
私は、ミャンマーのヤンゴンにあります工科大学で
ICTと日本ビジネスマナーを教えています。
私の職場では、先生方が学校についたらまず朝ごはんを食べることから1日がスタートします。
そのため、学校に着くと「バイサ~デ~」とつぶやく先生の声がいたるところから聞こえてきます。
さて、今日は生徒が1人も授業に来なかった日のことについてお話します。
最初から、結論を話してしまったのですが、生徒が授業に来ないことは、私の配属先ではまれではありません。実際、300人いるはずの生徒が8人しか授業に来ないこともあります。292人の生徒はどこに消えたのか・・・名探偵コ〇ンでも解決不能な問題がたくさんあります・・・だから、私は毎回探偵ごっこはしません。
しかし、私が探偵ごっこをするときがあります。それが、生徒が一人も来なかった日です。なぜなら、どんな授業でも1人は授業にきます。生徒が1人こない=裏で何かが動いている。ということです。(探偵っぽくいってみました)
さて、ここで問題です。生徒が1人も来ないとき、私が行うことは以下3つのなんでしょうか。(チッチッチッチッチ)
①生徒に電話する
②生徒のたまり場、学食にいく
③先生たちに電話する
タイムアップ!
正解は、③です。①と思った読者の方、最初のころは、私も①を実施しておりました。
しかし、生徒は電話にでません。なぜなら、生徒は授業中だからです。「んん?なぜ授業中?授業に来ないのに?」と思ったあなた!鋭いです。
そう、なぜ③「先生たちに電話する」を実施するのかといいますと、私の授業時間に許可なく先生が自分の授業を入れるからです。先生方は試験前になると、テスト範囲が終わらないと焦りだし、ほかの先生の講義時間に自分の講義を入れることがあります。決してこれが悪いとは思いません。生徒のために調整は必要です。しかし、「一言何か話してくれれば、教室で1人生徒を1時間も待たなくてすんだのになぁ」と心の中につぶやきます。だから、いつも「次は、私に話してくださいね~じゃないと、毎朝こちらから先生に電話しますよ!」って言います。最近では、テスト前になると先生に私から確認することが多々あります。ミャンマーに来て、報連相がどれだけ重要なことか思い知らされます。自ら率先して報連相を実施し、先生方と一緒に報連相を徹底していきたいです。
最後に、300人の生徒全員が出席した授業の写真です。
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