2020/01/29 Wed
人 活動
野菜栽培隊員?? 食用作物・稲作栽培隊員??
今回は、ドミニカ共和国で活動している野菜栽培隊員の出沼大輔さんと、食用作物・稲作隊員の山田修土さんの活動を紹介します!!
どんな活動をされているのか気になる職種のお二人。
出沼大輔さん
山田修土さん
二人の任地は、ミチェスというドミニカ共和国の東側にある街です。
雨季(年3回)にはほぼ毎日雨が降り、降水量が多いので、農業が盛んだそうです。牧草地やココナッツ畑などが広がっていました。
野菜栽培隊員出沼さんの配属先であるトロピカリア財団は、農業、環境、教育、文化の4つの部門で地域の人々と関わっている財団です。
出沼さんは、その中の農業部門に属しており、主に近隣地域の農業に従事する人々へ野菜や果実の栽培指導、新しいアイディアの提案等をしているそうです。また、小学校では、菜園の授業を持ち、子ども達と野菜を作り、ミニ市場で親御さんたちに販売しています。
左中央にある畑も彼が支援中。
マンゴー好きな彼は、100種類以上あると言われているドミニカのマンゴーを独自に研究しているそうです。
JICAボランティア活動後も、ドミニカの農業に関わる仕事をしたいと話していました!
稲作隊員山田さんの配属先は、農協のような団体です。毎日のように訪れる農家さんたちとの会話を楽しみながら、お米の減収を抑える栽培方法を提案したり、イネの病気やそれに効く農薬についてアドバイスしているそうです。
農家の方々は慣習的な方法で稲作をしており、時には国際的に禁止されている農薬を使っている場合もあるとか。より良い稲作方法を提案することはとても難しく時間がかかるが、農家さん達が自分たちで気づき行動していくように支援していきたい。と話してくれました。
山田さんの配属先が所有している精米工場や農薬などの販売所。
これは、少量の農薬でも害虫から農作物を守れることを農家の方々に伝えるために実験中。
山田さんは、ここでの経験を生かして、将来はFAOのような国際機関でもキャリアを積みたいと考えているそうです。
ステキな海と山に囲まれたとっても自然豊かな街で活動しているお二人でした!!
一緒にミチェス旅をしてくれた隊員仲間とミチェスのステキ景色。
読んでいただき、ありがとうございました!!
SHARE