2024/11/20 Wed
国際デー 活動 生活
# 24 「世界子どもの日」Part2
こんにちは。篠宮です。
僕は今、セネガルの首都ダカールで、障害児・者支援の隊員として活動をしています。
11月20日は「世界子どもの日」です。
ちょうど、去年もこの世界日記内で「世界子どもの日」について、取り上げさせてもらいました。
↓
こちら参照。
https://world-diary.jica.go.jp/shinomiyahayato/cat3120/_2_doom_doom_la.php
そもそも表記の仕方としてある「子供」「子ども」「こども」。どれを使う?っていう話を一つ。
去年の記事でもちょこっと出てきましたが、僕が大学生の頃受けた「子ども家庭福祉論」の中で、「『子供』ではなく『子ども』と表記する。」と教わりました。
それ以来、僕は「子ども」と表記するようにしていました。皆さんは意識したことはありましたか?
そんな中、日本では2023年4月1日に「こども家庭庁」が「こどもまんなか社会の実現」を目的として発足されました。
そしてその約半年前、「こども家庭庁設置法及びこども基本法」が成立されたのを受け、9月15日付けで「こども表記の推奨について」と題した、各府省庁宛の依頼文を発出しています。
↓詳細はこちら。
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/ff96e5f0-77b0-4176-a531-96135152c239/0134faba/20230401_policies_boshihoken_tsuuchi2022_16.pdf
少し抜粋すると、
こども基本法において、「こども」とは「心身の発達の過程にある者」と定義している。
同法の基本理念として、全てのこどもについて、その健やかな成長が図られる権利が等しく保障されること等が定められており、その期間を一定の年齢で画することのないように「こども」表記をしている。
となっています。
ふむふむといった感じですよね。僕個人としても、すごく勉強になったなと思いますのでこれから意識したいなと思います。
また、それと同時に特別な場合を除いて、SNSをはじめメディアやニュース記事で目にするのはまだまだ「子供」「子ども」表記が多いなと。
もちろん、あくまで推奨なので、決してどれが良いとか悪いとかではありませんが、『こども』に焦点を当てた今日は意識してみてもいいのかなと。
とまぁ、硬い話はこの辺で。
先日、セネガルをはじめフランス語圏アフリカ諸国のJICA事務所で働いているナショナルスタッフさんの研修が、JICAセネガル事務所で実施されていました。
その研修の一環で、僕の配属先にも見学に来ていただきました。
その際に、センターのこどもたちとの写真をたくさん撮ってもらいましたので、その時の写真と普段の何気ないやり取りを紹介します。
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「セリグラフィー」クラスでの様子。
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Mくんと初めて挨拶した日、彼が「イー」と言いながら僕がしている顔で握手と挨拶を求めてきたので、同じように返しました。
あれから1年半ほど経ちますが、毎日5-8回はこの挨拶と握手を彼と会うたびにします。しないと彼が喜んでくれないし、僕は彼に喜んで欲しいし楽しいので。笑
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昨年度、1年間通して同僚のサポートで入ったクラスの二人。
左のAくんはちょっかい出すのが大好きですが、授業中はお腹が空くと力が出なくなって静かになります。笑
右のMさんは変な収集癖があり、チョークの欠片や木の実などを集めてます。でもなぜか彼女はセンターのこどもで唯一、僕をハヤトと呼んできます。笑
普段はこどもたちとの活動写真や何気ないやり取りを撮ることができないので、そういった意味でも嬉しかったです。
ありがとうございました!
残りの任期も、こどもたちと過ごす日々や何気ないやり取りを大事にしていきたいと思います。
次回以降は今更ですが、これまで僕の活動紹介をしていなかったので、今後紹介していきます。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは、またお会いしましょう。
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